昨夜は、雨と強風で、落ち着かない車中泊だった。
朝、雨は止んだが、山が全く見えない濃い霧のため様子を見ていた。
昼近くになって何とかガスが腫れて来たので身支度をして外に出た。
須川温泉の湯本が栗駒山へ登山口となっている。
画面中央のやや右側、青い屋根が須川ビジターセンター、右の赤い屋根はの温泉ホテル
須川温泉は、岩手県と秋田県境に在って、栗駒山の8合目、標高1100m。
栗駒山登山口の一つとなっている。
温泉は、丸い池の様な所から、大量に沸きだして川となって流れ出ている。
その一部をパイプでホテルなどへと繋いでいる様だ。
暫く登ったところに古い噴火口後があった。
近くには、噴気が立ち登っている所が幾箇所も見られる。
須川から少し登った「名残ヶ原」からの山側は見事な紅葉だった。
山は、昨夜からの雨が上がって、濃い霧の中だった。
「昭和湖」は、須川と栗駒山頂とのほヾ中間点、標高1280m付近に昭和初期に出来た噴火口水が貯まって出来た小さな湖である。
須川からの標高差 180m 、ルートの上り下りを含めると実際には300m近く登った事になるのかも知れない。
今回は、ここで引き返す事にした。
登山道沿いに流れる沢は、強い酸性の湖水の影響か、白っぽい不気味な様相を呈していた。
名残ヶ原の草紅葉も見事に紅葉していた。
往復約4時間の紅葉狩りを楽しんだ一日だった。
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