明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

ポス号 サイクルコンピュータの校正

2007-09-01 | 自転車・サイクリング
我がロードバイクは、Panasonic Order System OC-39なのでに是に「ポス号」と名付ける事にした。
ポス号のサイクルコンピュータだが、GPSの表示と若干の差異があり、何時も気になっていた。8月30日ロードを走りながら両者のスピード表示を見比べている内に修正を思い立った。



当然の事だが、GPSは複数の衛星との位置関係から正確な自分の位置や移動速度を瞬時に計算して表示してくれる。
対して、サイクルコンピュータは車輪の回転パルスと、タイヤの見かけ上の直径から割り出した周長との掛け算で出た答えを表示している。タイヤ周長の誤差がそのまま速度や走行距離の誤差になる訳だ。
先ず、走りながらGPSに対してサイコンの速度表示が常に大きいのでサイコンのタイヤ周長を少しずつ減らしてみた。何度かの修正でほぼ一致する迄に追い込んだが、サイコンと、GPSとはこたえを出し表示するまでの時間差がある。応答速度の違いがあるので最終的には走行速度での校正には限度が有る事に気が付いた。

そこで、GPSのトリップ値が"37.00Km"の所でサイコンのDst No.2をクリヤーし、"0"にした。帰宅した時点での両者の表示
 サイクルコンピュータ : 22.62Km
 GPS : 58.67Km 実距離: 59.67-37=22.67Km
即ち、22Km走った結果の誤差が50mと言う結果だった。これを元に計算すると、1Km当たり誤差約2.206mとなる。(20mは間違いでした、訂正)
700-25cのタイヤ周長=2.105mから、タイヤ1周当たりの誤差に換算すると0.446cmとなる。私の使っているサイクルコンピュータのタイヤ周長は、最低が1cm単位なのでこれより細かな修正設定は不可能、現状がベスト設定と言う事になった。
これで、今後はGPSとサイコンの違いは僅少と言う事で、安心して見る事が出来る。但し、サイコンはタイヤ空気圧が変われば表示も変わるので空気圧管理も大切な要素となる。

全ての点でGPSが優れているか、「否」である事に気付いた。平均時速の表示がサイコンとは食い違う事が多い。GPSの停止時間の判定だが、停車中に風で揺れても移動中と判定されるのか、その辺の仕組みが分からないがサイコンに比べてGPSの表示値が小さくなる傾向の様だ。今のところアベレージに関してはサイコンの表示を採用している。その様にしないとGPSを使わない人との基準が統一されない心配があると考えたからだ。
サイコンには無い表示に高度がある。GPSに気圧補正機能が無い場合の高度は、正確な値が得られないが、私の場合は気圧補正機能付きのGPSを使っているので可能となっている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする