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明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

エルンスト ハース 写真展  1962年

2013-10-20 | カメラ・写真
先日、ロバートキャパの昔の写真展の事を書いたが、キャパが所属したマグナム写真家集団で報道写真家として活躍していた"ELNST HAAS"の写真展を思い出した。



この人は、カラー写真の分野に開眼し、1961年にマグナムを離れて独自の道を歩んだ人だ。

1962と言うと、日本では、まだカラー写真が珍しかった時代だ。
富士フイルムがネガカラーのフィルムを発売したのが1958年の秋だった。その時、テスト撮影のモニターに応募して何ヶ月かに亘って何本かの撮影に協力した記憶が有る。

世の中は、殆どがモノクローム・フィルムが当然の事として使われていたのだった。



エルンスト・ハースの写真展は、西武デパート8階のSSSホールで、モノクロームも含めて80枚の作品が展示された。





躍動感ある独特の表現のカラー写真は、目を見張る驚きであったと記憶している。

私自身、風景などをカラーで撮る様になったのは、この少し後の東京オリンピックの少し前だったと記憶して居る。
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三脚の雲台を購入

2013-05-17 | カメラ・写真
私は、三脚は常時大小5本の中から状況に応じて使い分けている。
その中でも比較的大きくてがっしりした三脚は、購入時期が古いのでアルミ製で重い。
三脚は、重い方が安定するので、大型カメラや超望遠レンズを使う時には重い三脚が役立つのだが、当然だが持ち歩きに困ることになる。

小中学校の修学旅行に付き沿う仕事が多かった中で、軽くて丈夫なカーボン三脚が現れた時には、いち早く飛びついた。
今回の話は、そんな時に購入した古いカーボン三脚 GITZO G1227に付けた雲台を買い換えた話だ。



軽い三脚は買ったは良かったのだが、それに取り付ける軽い雲台が無く、最初はアルミ製の重い雲台で我慢させられたが、やがて国産各社も軽いマグネシューム製の雲台を作る様に成ったので、そんな時に手に入れた物をいまだに使っていた。
選択肢が極めて少ない中で選んだので良いも悪いも無かった。比較的広角系のレンズを使う事が多かったので、これでも間に合っていたのだ。

しかし、使っている内に、このタイプの雲台特有と言っても良いかも知れないのだが、一つの重大な欠点が見つかった。画面に黄色い矢印で示した部分だが、三脚本体のこの部分の軸心を中心として周囲の雲台本体が回転する構造なのだが、軸を覆っている回転部には、軸との間に微妙な隙間を設けてある。通常この隙間を機械技術の世界では「嵌め合い」と称しているのだが、この嵌め合いに隙間が無いと軸を中心に自由回転が出来ない。しかし嵌め合いの隙間が緩いとガタが生じる事になる。兎も角隙間が有るのだ。

さて、自由に回転するのだが、丁度良い位置でこの回転を止めて上に乗ったカメラが動かない様に固定された状態でシャッターを押して撮影が成功する。 ここで、回転を止めて固定する方法として、この手の雲台では、外側の回転部に軸と平行に割れ目を入れて置き、その割れ目を横向きのネジで羽交い締めにする。こうすれば嵌め合いの遊びが締め付けられて廻らなくなる訳だ。しかし、締め付けているのは一箇所なので、その直角方向は逆に遊びが大きくなる。平たく説明すれば、外側の回転体は最初は完全な円だった物が、横から締め付けられて「楕円」の穴に成る訳だ。片方へ締め付けられた分、直角方向には、遊びが大きくなる。この事で、上に乗せたカメラには、微妙な揺れが生じる。

その様な訳で、この雲台を使って望遠レンズを使った時に、ブレない写真を撮ろうとしても無理な事が分かる。
他にも三脚を持っているので、この三脚では望遠レンズを使わない撮影のみ使用していた。



最近、風景写真などを撮る時に望遠レンズを使う事が増えたので、この"GITZO"の"G1227"型カーボン三脚も活用したいと考えて、今回新しい軽くて頑丈な雲台を購入した。



この雲台では、上記した問題の回転部の割れ目を締め付ける方法を採用せず、写真で見るとおり、軸部が長いこと、雲台の回転部が軸の上に被さる様に全体に乗っている事でブレが極めて小さく安定している。
実際に望遠レンズを付けて遠方を見ながらネジを締めたり、緩めたりしても視点が変化したりブレたりせずに安心して使用できる事が確認出来た。

(2013/05/18 追記:この固定方法をメーカーは「コマ締め」と呼んでいます。締める事に依る偏りなどが生じず、しっかりと締め付け固定されます)



二つの雲台を並べて見れば、大きさ的には大同小異で、大した違いが無い様にも見えるのだが、実際に使ってみれば驚く程の違いがあった。
メーカーも経験を重ねて、より良い物を作り出しているのだから、当然と言えば当然なのだろう。
今回の買い物には、充分満足できる収穫が有った。
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花桃の里 (須賀川市狸森)     2013年4月25日

2013-04-27 | カメラ・写真
須賀川市の南東部、福島空港の少し東になるのだが、狸森(むじなもり)地区と言う場所がある。
狸と言う字はタヌキ、ムジナ、マミ?(東京に美空ひばりの映画で有名になった狸穴(マミアナ)と言う場所がある)、などと読む。辞書を引いてもタヌキ以外の読みは出て来ないのだが、日本語はこんなな事が平然と罷り通って居る不思議な文化だ。



農村地帯だが、その一角に50年ほど前から、花桃を丹精こめて栽培、増やして来られた御仁が居られて、「花桃の里」と看板を上げるまでになったそうだ。

今が見頃だと聞いて訪ねてみた。
しかし、大字、字までの地名情報なので地図でも詳細が分からず、見当を近くをウロウロして見たが街道からの入り口などにも道標的な看板も無く、仕方無く近くの農家の門をたたいて尋ねてみた。
その家のご主人らしき方も、言葉で説明出来ないと思ってか、後ろを着いて来る様にと言って、いきなり軽トラに飛び乗り、走り出した。

暫く農道を走って着いた場所に「花桃の里」の看板が有って、真新しいあずま屋と2~3台の車が置けそうな小さな駐車場が有った。
道沿いに花桃の小さな木が可愛い花が咲いていた。



案内頂いた農家の方に丁寧に礼を言い、車を置いてカメラを掴んで歩きだすと、直ぐ先の門を曲がった所に大きな木に沢山の花が咲いて、それらしき雰囲気も感じられて、この先への期待が高まりながら道を進む事になった。



道筋には、適当な間隔で万開の花桃が咲いていた。



赤い花、



白い花にピンクの花が混ざって彩りも宜しく咲いている。





更に進むと、少し高い処に育ての主の住まいと思しき農家が見えた。
「何とか園」などと客寄せ的に展開する事が多い近頃だが、こちらの里は、正に「里」、住まいの環境の中に思い思いに植えた花桃が生活の中に溶け込んでいる。

耕し始めたばかりの周りの田んぼからは、蛙が盛んに歓喜の鳴き声を上げていた。

素晴らしい里を見た思いで、暖かな心になってゆっくりと名残を感じながら帰路に着いた。
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愛用の一脚 破損と回復

2013-04-24 | カメラ・写真


長年愛用した一脚が突然破損した。 レバーが折損したのだ。



折れた部分を見ると、半分位クラックの傷口が古くなって居たので、何かの時にクラックが入って、そのクラックが徐々に拡大し、今回の破損となった模様だ。
たまたま、室内で用具の点検中に起きたので、撮影中でなくて良かった。



通常、殆どのプラスチックス素材の接着は出来ないのは百も承知なので、今回、接着では無く、溶剤を用いて、溶着を試みた。



たまたま、手持ちの溶剤が使える事が分かったので、一旦は巧く行ったと思ったのだが、この部品は、舌片を起こして継ぎ目を緩め、倒して再び固定するので、その度に力が掛かる部分だ。

起こし、倒しを何度か繰り返した結果、再び折損してしまった。
樹脂は、成型時に素材を高温で流動化させ、型に流し込んだ後に冷却して固化させて、製品となるのだが、一度固まった物を再加熱すると、強度が著しく低下するのだ。
今回の様に、溶剤で軟化させた場合の強度は、想像以上に低下するのだろう。
溶着修理は、不可能と判断した。

製造元、ベルボンのHPを調べて見ると既にサポート終了品で修理は駄目らしいと分かった。

一脚は、必需品だし、無いと困るので、仕方が無いので、新たに軽いカーボン素材のVelbon Geo Pod E54Mをネットショップで購入を決め、注文した。

その後で、部品が手に入れば自分で修理できるので、思い切ってメーカーの「サポートお問い合わせ」にメールを書いた。
画像を添付し、自分が現役当時、エンジニアだった事、再組み立てに依る問題は自己責任で処理する事などを含めて、この部品を送って欲しい旨を書いて送ってみた。
多分90%は駄目だろうと思って居たので、大して期待しては居なかったのだが、過日メールの返信があり、有り難い事に、実費で部品を送って下さった。



新しい部品を取り付けて完成した姿だ。
左端の新しい部品の姿を見ると、明らかに形が変わっている。
形状は、途中の凹みを無くして、強度を上げた事が伺える。

カーボンの一脚が一本余分になって仕舞ったが、それは、それとして使い道を考える事にして、復活したRUP-4をこれからも愛用し続けられる喜びを味わった。
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AF-S Nikkor 70-200 f/4 ED VR レンズの試写

2013-03-09 | カメラ・写真

先日購入した新しい望遠ズームのテスト撮影のために、近くの遊水池を散歩して来た。

 

流石の3月ともなれば、陽射しもまさに春の暖かさを感じるのだが、今日は7℃で、流石に風は未だ冷たかった。

 

逆行に光るススキなど、レンズの描写や解像力には充分満足のいく性能と判断した。

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オモチャの仕上げ

2013-02-28 | カメラ・写真
昨年、ニコンのフルサイズ版デジタル一眼レフ、NIKON D800の購入を此処に公表したのだが、その当時の手持ちレンズは、フィルムで撮影して居た時代のレンズを引っ張り出しての対応だった。

近頃のデジタルカメラは、と言うと何か近頃のデジタルカメラが特殊な感じに成るかも知れない。
そう言う事ででは無くて、デジタルカメラが、過去のフィルムを使って撮影していたカメラと比べ様が無いくらい、高性能な撮影画像が得られるカメラに成長していたのだ。

従って、古いレンズを使った場合、使ったレンズの性能に見合った程度の画像しか得られないのが実情な訳だ。
そこで、順次新しいデジタル時代に対応出来るレンズを手に入れるべく、色々な観点からのレンズ選びを試みて、順次手に入れつつあった。それが、今年に入って何とか形が整いつつある状況に成ったのだ。



私の撮影形態はと言うと、昔は町中のスナップがメインだったが、最近は殆どが風景になっている。
理由は町中でスナップ写真を撮ると「個人の肖像権をどうのこうの、本人の許可を得たか・・」などなど、面倒な事を言われるので、撮られた個人からの苦情より傍から要らぬお節介を受けるので嫌気がさして撮らない事にしたのだ。
兎も角風景を撮るためには、何本かのレンズを持ち歩かねばならない事に成るのだが、高性能レンズは大きくて、重いのが老人には最大の重荷だった。そこで、今回のレンズ選びは、ある程度の性能を維持しつつ軽るくする事を主眼にして選んだ。



同じレンズを置く位置を変えて、角度を変えて撮っただけの画像だ。
左端が、AF-S Nikkor 70-200mm f/4 ED VR
真ん中、AF-S Nikkor 24-120mm f/4 ED VR
右側、 AT-X Tokina 17-35mm f/4 FX

超ワイドレンズのトキナーはベストな選択では無かったのだが、適当な物が無かった中での選択だった。実はこれまでAF Nikkor 18-35mm F3.5-4.5を持って居たのだが、元々このレンズはAPS-CサイズのニコンD2X用に買ったもので、今までフルサイズでは使った事がなかった。 D800で撮影した画像は画面右端に極端に解像力が崩れる癖が見つかった。一旦は修理に出したのだが、メーカーからは正常品の範疇だとして戻されてしまったので処分してトキナーを使う事に成った。
最近になって、ニコンから新しいタイプの18-35 f3.5-4.5が発売されたのだが、既にトキナーを買ってしまった後だった。
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ロング ストラップ

2013-02-12 | カメラ・写真
デジカメを買うと大概は、短いハンド・ストラップが付属品として付いて居る。しかし、手はその時の事情で色々な物を持つ事に成るので、私のデジカメには普段ネックストラップを付けている。
それも、長さが足りないので、ハンドストラップの先にネックストラップを付けて二段構えにして使っていた。

しかし、このネックストラップと称する物は、長さがどれも此も"40cm"とスタンプで押した様に決まっている。
何故日本人は、この様に単機能人間が増えたのだろうか?

本当に、マニュアルに書いてない事やると「間違いだ」と決めつけた様な考え方の人間が増えてしまった。
これは、文部科学省の教育基本方針が間違えているからだろう。

もっと柔軟な思考能力を尊ぶ社会に戻して欲しいものだ。

閑話休題



そこで今回、長いストラップを自作した。 
紐の長さは、1.4m を二つ折りにするので70cm、その先に細糸が付く。
首に掛けて、カメラをズボンの脇ポケットにも入れられるし、ジャンバーのハンドウォーマーにも入れられる。

紐は、約4mmの組紐、ストラップの先端に付ける細い紐は、1.2mmのポリエステル・ワックスコーティングのスレッドを使った。
根付けや、携帯電話などのストラップには、0.8mmの黒いポリエステル・ワックスコーティングのスレッドが使われているが、今回はカメラと言う事で、少し太めの物にした。
両方共に、手芸品店で手に入る。



4mmの袋打ちの紐の先端をライターの火で少し焼いて、ほずれ止めを施し、細紐を差し込んだ。
これには、アメリカ製の"Speedy Stitcher"が役立った。



更に二本の先端部を纏めて、上から木綿糸で捲き、捲いた部分には仕上げにニスなどを塗って接着止めの役をさせる。
最適なのは、フライフィッシングのフライを巻く時に使うヘッドセメントを使うと良いのだが、手元になかったので適当な液状の接着剤を塗布した。

仕上げは、熱収縮チューブを被せて出来上がりだ。
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また、オモチャ  ニコンD7000

2013-01-31 | カメラ・写真
またもや新しいオモチャ!



ニコン D7000を買ってしまった。
レンズは手持ちの18-200mm f/4.5-5.6G VR EDを取り付けて見た、お手軽カメラにしては少し重量があるが本体が軽いので苦にならない。
D7000は、1600万画素の高機能なカメラとして注目されたが、既に発売2年を経過した。
昨年、ニコンは新型の姉妹機として D3200, D5200と2400万画素の高画素、高機能のカメラを発売して注目を集めている。と言う事でD7000もそろそろ生産終了して次の新型が発表されるのも間近かと思われる状況になっていたのだ。その様な訳で、当初の13万円以上もしたのだが、最近は7万円くらいまで値下がりしていた。

昨年7月に久しぶりに念願のオモチャD800を手に入れた事は、当ブログの9月8日に書いた。
こちらは高性能の最新鋭機なのだが、重いのが唯一の欠点だ。したがって、ここぞと言う時には活躍が期待しているのだが、正直言って普段の手軽な用途には肩が凝るズッシリとした重さで辛かった。
そこで、かねてより目を付けていたD7000が、価格が下がった今が買い時と思い、近くの量販店に行き、店員さんに交渉。最後の1台だったとかで、快く値引きに応じて頂けた。現在のネットの最低価格よりも更に15%も安くなった。



左が今回の買い物、右は去年買った3600万画素機のニコンD800で並べて見れば大きさが違うのが分かる。当然重量も左側が可成り軽いのだ。
大きさの違いは、撮った画像をデジタル信号として捕らえるセンサーの大きさが違うのだ。D800のセンサーの面積を1とすれが、D7000のセンサーは、1/2なのだ。センサーは、アナログカメラのフィルムに相当する訳だが、フィルムが小さくなれば、カメラ自体が小さく作れるのは至極当然な事だ。

実は、お手軽撮影用には、これまでパナソニックのマイクロフォーサーズ、ミラーレス一眼をG1, GH2と2台にわたって使っていた。レンズも標準ズーム、超広角ズーム、マクロレンズ、と各種そろえていた。軽くてお手軽に扱えて便利だったのだが、私には何としても我慢が出来ない事が一つあった。
それは、写した画像の色合いが私の好みに合わなかったのだ。言い方にも色々有るが、私流に言えば、冷たい感じ、寒々とした感じの画像が多かった。ナチュラルだと言えばその通りかも知れないが、レタッチソフトで後処理をしないと私の好みに合わないのだった。

私は、1960年ころからのニコンユーザーで、初代ニコンFは、未だに手元に保有しているし、ニコン最初のデジタル一眼レフD100を購入して以来のニコンのデジタル一眼レフのユーザーでもある。ニコンの絵作りは、暖かみが有って私の好みにピッタリ合っている。
そこで今回、パナソニックの全てを処分して、ニコンに統一する一大決心を実行したのだった。可成り懐に響いたが、我慢して使い続ける苦痛から解放されると思えば、納得せざるを得なかったのだ。
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写真データに位置情報を付ける

2013-01-12 | カメラ・写真
GPSを買った目的が、この写真は何処で撮った画像かの位置情報を加えたい事が発端だった。

旅の途中でパチパチ撮った写真が、後で何処だったか分からなくなって、説明も整理も出来なくなって困らない様にしたい! その為に今回のGPSを活用出来るかが最大の課題であった。
其処でGPSを起動して、カメラを持って近くのお店や市民のスポーツ広場など何カ所かを歩き回って見た。

帰宅後、撮影データを普段と同じ様にパソコンに取り込み、更にGPSデータをパソコンに取り込んでGPSに付属の専用ソフトを起動して画像と同期させてみた。



結果は、上の画像の通りだ。 この画像は、Nikon ViewNX2に保存された撮影データを表示した状態の一部を切り取ったものだ。画面の写真画像を選択した状態なのだが、画像の下に画像のナンバーと、更にその下に丸いボールの様なマークが付いて居る。このマークが「ジオタグ」即ち位置情報が付加された事をしめしている。更にその右側にこの画像の各種データが表示されている。普通の画像データではGPSデータは空欄と成るのだが、ジオタグが付いた事で撮影場所の緯度経度が表示された。
一応、緯度経度だけで場所の特定が出来るので、これでも十分なのだが、GPS GT-800 pro の専用ソフト"@trip PC.exe"を起動すればGoogleMapに同期して移動したルートが表示され、写真画像を指定すればルート上に撮影位置を示してくれるので楽に判断する方法も使えるので至って便利になった。

あとは、この手順を忘れない様にする為には、実際に何度かのトライアルが必要だろう。
兎も角目的は達せられる事が分かったので一安心と相成った次第。
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GPSデジカメでは?

2013-01-10 | カメラ・写真
お買い初めに、小型のGPSを買ったのだが、目的がデジタルカメラで撮影した画像データとの結合だった。

デジカメには、GPS付きの物も有る。こちらは撮影した時にGPSによる位置情報が自動的に書き込まれるので手間要らずで便利な筈だ。



私が普段使っている防水タイプのデジカメ、Panasonic DMC-FT2 だが、残念ながらGPSが付いて居なかったのだが、この後のモデル FT3にはGPS機能付きになって、現在は更に次の FT4 モデルが市販されているのでそれを買えば良いのでは・・・とも考えた。FT2を下取りに出してFT4を買う事も考えた。またそれ以外にも、最近は各社からGPS機能付きのデジカメが出ているので選択肢は幾つか考えられた。

ところで、GPS付きカメラに問題点は無いのか、色々と調べてみた。

①GPSの機能: 旅に出て、行く先々で景色や記念写真を撮って歩く間、GPSが間断なく位置を記録してくれるのだが、一般にはシャッターを切った時の位置を記録するのでは無く、GPSは一定間隔で位置を記録していて、後でパソコン内の処理でシャッターを切った時、その時に何処に居たかをロギングデータから割り出す方式が採られている。そこでGPSが位置を記録する間隔が長いか短いかで位置が正確に割り出せるか否かの性能に関わってくるのだが、カメラに依ってはこの間隔が長いために位置が不正確になる機種も見受けられる様だ。

②GPSの精度: GPSが記録した位置の精度はどうか、幾つかのテストレポートを読む限りどのGPSも流石GPSであって問題は無いようだ。

③電池の保ち: GPSの為に別個に電池を用意して居るカメラは無く、全てデジカメ用の電池から電源を供給している。更に、GPS搭載だから特別大きな電池を使っていると言う事も無さそうだ。幾つかのレポトーに満充電での撮影枚数が少なくなったと言うのを見かけた。

④他のカメラで撮影したデータへの反映: これが最も問題だろう。ここ迄サポートされて居るとは考え難い、私のメインカメラは一眼レフなので、コンパクト・デジカメだけしかサポートされないのでは一寸具合が悪い。

④は、決定的な問題だが、それでも同じ所で同時に両方のカメラで撮って置けば適用は可能だ。この辺りが思案のし処だったのだが、電池の保ちに心配が有っても困る。

一方、検討した単体GPS GT-800proは、ロギング間隔は1秒から60秒まで、1秒単位で自由に設定できて、10秒間隔位すれば、満充電で約一週間程度は保つ事が分かった。
ざっと、こんな事を検討した結果の「お買い初め」と相成った次第だ。
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