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釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

愛用の一脚 破損と回復

2013-04-24 | カメラ・写真


長年愛用した一脚が突然破損した。 レバーが折損したのだ。



折れた部分を見ると、半分位クラックの傷口が古くなって居たので、何かの時にクラックが入って、そのクラックが徐々に拡大し、今回の破損となった模様だ。
たまたま、室内で用具の点検中に起きたので、撮影中でなくて良かった。



通常、殆どのプラスチックス素材の接着は出来ないのは百も承知なので、今回、接着では無く、溶剤を用いて、溶着を試みた。



たまたま、手持ちの溶剤が使える事が分かったので、一旦は巧く行ったと思ったのだが、この部品は、舌片を起こして継ぎ目を緩め、倒して再び固定するので、その度に力が掛かる部分だ。

起こし、倒しを何度か繰り返した結果、再び折損してしまった。
樹脂は、成型時に素材を高温で流動化させ、型に流し込んだ後に冷却して固化させて、製品となるのだが、一度固まった物を再加熱すると、強度が著しく低下するのだ。
今回の様に、溶剤で軟化させた場合の強度は、想像以上に低下するのだろう。
溶着修理は、不可能と判断した。

製造元、ベルボンのHPを調べて見ると既にサポート終了品で修理は駄目らしいと分かった。

一脚は、必需品だし、無いと困るので、仕方が無いので、新たに軽いカーボン素材のVelbon Geo Pod E54Mをネットショップで購入を決め、注文した。

その後で、部品が手に入れば自分で修理できるので、思い切ってメーカーの「サポートお問い合わせ」にメールを書いた。
画像を添付し、自分が現役当時、エンジニアだった事、再組み立てに依る問題は自己責任で処理する事などを含めて、この部品を送って欲しい旨を書いて送ってみた。
多分90%は駄目だろうと思って居たので、大して期待しては居なかったのだが、過日メールの返信があり、有り難い事に、実費で部品を送って下さった。



新しい部品を取り付けて完成した姿だ。
左端の新しい部品の姿を見ると、明らかに形が変わっている。
形状は、途中の凹みを無くして、強度を上げた事が伺える。

カーボンの一脚が一本余分になって仕舞ったが、それは、それとして使い道を考える事にして、復活したRUP-4をこれからも愛用し続けられる喜びを味わった。
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