世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

若さの源

2012年08月01日 | 国際
全盲の老人と過ごして1週間。

予定の半分が過ぎた。


強硬スケデュールにいささか疲れ気味だ。



エスペラントの会合というより

観光に重きを置いたスケデュールが組まれている。


ボクも今までに行ったことのないところが多い。


訪れる先は、寺院やお土産屋が多く少々辟易している。




夕食に久しぶり日本食屋に彼を連れて行った。

ボクも時々通うところだ。


スタッフはみんなベトナム人だが日本語をそこそこ話す。



外のバイクの洪水といい、

カラオケ、マッサージの若いスタッフに囲まれて

慣れるにつけ彼もはしゃぎだした。



盲学校の教員上がりで、

今までこうした環境は経験がなかったのだろう。


日本語ができるスタッフと陽気に会話を楽しんでいる。

そして、ついにメルアドまで聞き出した。




2歳の時に失明したという彼は

声からしか相手のイメージを計れない。


可愛い子といっても

どんな子がかわいいのかという基準が分からないという。

 
      ベトナム製日本酒? ベトナム酒だろう



そして、言った。

若くて可愛い子に興味を持つなんて考えもしなかった、と。


かじさんといると若返る、という。


そう、まだ老け込む歳じゃないですよ。

世界にはこんなエネルギッシュなところもあるんです。


もっと楽しみましょう!


今日も一日ツアーで山岳民族に会いに出かける。



彼にとっても新しい発見ができると嬉しい。

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