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お金持になりたいですか?

2021年09月23日 | ライフスタイル
ツリーハウスのテラスで、

十六夜を愛でながらお酒を酌み交わす至福の時。




何のために

お金持になりたいですか?


自遊に、好きなことをするため、

ではないですか?



お金で物を買う時代は終わりました。


「心の安定」が求められる時代です。


モノが増えても

幸せにはなりません。


いえ、

かえって不安になり、

不幸になります。



贅沢して、美味しいものを食べる時代も終わりました。


バランス良く美味しく食べる時代です。



お金は、

いくらあっても、これで十分ということがありません。


たとえ百億、千億、

いえ、一兆円あっても足りないでしょう。


モノへの欲求は留まるところを知りません。

次から次へ、際限なくモノへの欲望は湧いてきます。



それでは、

これから先何を持つことが重要になってくるでしょう。


健康な身心と、

心のゆとり(安定)は言うまでもありません。

(そのためにお金はさほど要りません)



それに加え、

時間的自遊を持つことです。


そして、

好きなことをやることです。

楽しいことをすることです。

他人が喜ぶことをすることです。



好きな人と、氣の置けない人たちと

一緒に楽しく時間を過ごすことです。



それらをするには

さほどお金はかかりません。



食べるためだけのために働く"Rice work"」ではなく、

好きなことだけする "Like work" の時代なのです。


「お金持より、時間持ち」

がもてはやされます。



「大金持ちより、小金持ち」

の方が氣が楽ですね。


「氣楽」に生きるのが一番です。



誰にも束縛されない自遊な時間を、

自分の好きなことと

他人(相手)の喜ぶことに使うのです。



それに徹すれば、

決して食べるのには困ることはないでしょう。




【追記】


興味深い逸話を載せておきますね。



『メキシコ人の漁師とハーバード大卒のコンサルタントの話』


メキシコの海岸沿いの小さな村を、アメリカ人エリートコンサルタントが訪れました。

波止場に止めてある漁師の船を見ると、黄色い背びれを持つ活きのいいマグロが獲れています。

そのアメリカ人コンサルタントはその船の漁師に尋ねます。
「その魚を釣り上げるのにどれくらいかかったのですか?」

メキシコ人漁師は答えます。
「数時間くらいかな。」

「なんでもっと長く海に残って、もっと魚を獲らないんですか?」

「家族が必要としている分があればそれでいいのさ。」

「では、仕事以外のときは何をして過ごしているんですか?」

「遅くまで寝て、魚を少しばかり獲って、子どもと遊び、妻のマリアと一緒にゆっくり昼寝をして、夕方頃には村に散歩に出て仲間たちとワイン片手にギターを弾いて楽しむね。本当に充実した毎日だよ。」

それを聞いて、コンサルタントは鼻で笑いながら言いました。

「私はハーバード大学を卒業してMBA(経営学修士)を取得したコンサルタントです。そこであなたに助言をしましょう。

まず、あなたはもっと漁をする時間を長く取るべきです。そして、大きな漁船を買ってください。そうすれば、もっと魚を取ることが出来て、さらに多くの船を買うことができますよ。最終的には大きな漁船団を手に入れることが出来るでしょう。」

「また、仲介業者を挟まずに獲れた魚は加工業者に直接出荷しましょう。最終的には自分の加工工場を作ることが出来るでしょう。製品、加工、流通に関してすべて自分でコントロールできるようになりますよ。」

「そしたら、こんな小さな漁村を離れてメキシコ・シティに移り、その後ロサンゼルスに、最終的にニューヨーク・シティへ進出するんです。あなたの大きくなった会社を経営できるようにね。」


それを聞いた漁師は、コンサルタントに聞きます。
「で、それはどれくらいかかるんだい?」

「15~20年くらいですかね。」

「じゃあ、その後は?」

コンサルタントは興奮気味に答えます。
「ここからが最高ですよ。あなたの会社を株式公開して、自社株を大々的に売り出すんです!あなたは巨万の富を手に入れ、一躍億万長者に成り上がるのです!」

「巨万の富か…それで、次は?」

コンサルタントは満面の笑みで答えます。

「そしたら、大金を持って早期リタイヤですよ!あなたの好きなことがなんでも出来るんです!遅くまで寝て、魚を少しばかり獲って、子どもと遊び、妻のマリアさんと一緒にゆっくり昼寝をして、夕方頃には村に散歩に出て仲間たちとワイン片手にギターを弾いて楽しんだりできるでしょうね!」