「風の時代」は
「ココロの時代」ともいえます。
(熊本城、仏舎利塔が見えます)
これまでは
200年間にわたり、
お金や家や、車やブランド物など
あるいは、
地位や名誉といった肩書が重要視されてきた。
だが、
明らかに潮目が変わった。
それは
見えるものから
見えないモノへの移行を意味する。
見えないだけに
漠然として分かりにくい。
可視化できないし、
計れない。
だから、
どう変わればいいのか戸惑う人も多い。
どうしていいのかわからない。
ココロとは
即ち、思考のことである。
どう考えるか、
どう捉えるか。
それは、人それぞれ違う。
違って当たり前の社会になる。
(これまでの同化、同調意識が変わる)
ただ、
現実は、衣食住は欠かせない。
それには「ココロの時代」と言えど、
生きていくためにはお金がかかることも事実だ。
ただ、
お金のためだけ(に働く)という考え方が変わる。
「思考を経営する」という言葉があるが、
それは、
明るく希望の未来を描くことです。
そして、それは
真の「豊かな生活」を送ることが究極の目的となる。
では、
真の「豊かさ」とは何か?
モノとココロの豊かさの両面です。
(今まではモノの方に比重が置かれていた)
ただ、今までと違うのは、
モノは自分の為だけではなく、
他人のためというココロを持つこと。
モノも、幸せも、豊かさをシェアすることこそ
「ココロの文化」です。
つまり、
ココロ主体の生き方になります。
それは、
自利利他というより、
「慈悲利他」
という考え方です。
「慈悲」とは、
他の生命に対して楽を与え、
苦を取り除くこと(抜苦与楽)を望む
心の働きをいう。
「情け、憐憫、慈しみ」(mercy) の気持ちを指す。
「利他」は言うまでもなく、
自分のことよりも他人の幸福を願い、
他人に利益となるように図ることです。
いずれも、
相手を想う気持ちが中心となる。
相手を尊重し
認め、受け入れ、
許すのです。
それが
ひいては、自分の幸せへとつながる。
そこには、
怒りや憎しみ、妬みと言った感情は一切ない。
だからこそ、
ストレスのない
心穏やかな生活ができるのです。
また、
そうした想いを内に秘めるだけでなく、
広く発信することで、
共感を得、
仲間作りができていくのです。
それが
これからの新しいコミュニケーションとなります。
そして、
それは自ずと心身の健康と
経済的余裕をもたらします。
さらに、
孤独に陥ることもなく、
孤立することもなく
人間関係もスムーズにいくようになる。
この好循環を創る。
これこそが
バランスのとれた豊かな生活の元となるのです。
その境地に至る最も優れた手段の一つが
「瞑想」なのです。