世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

歎異抄

2020年04月07日 | 100の力
映画館バスが全国を走っている。



大型バスにスクリーンを備えたものだ。


ドアや窓を全開にし、

観客も3人と少なかったため

マスク、消毒液、のどスプレーを持参し

鑑賞した。




仏教を学んでいる。


親鸞、歎異抄というものを教材にしている。


  (本を戴きました)

特に浄土真宗の教徒ではない。


ボク自身は、

無宗教というか、

どの宗派にも属してはいない。


「瞑想」を通じて「禅」を極めるものとして

あるいは、日本人として

仏教に精通することは重要であると感じている。


もちろん、神道もだが。


世界を旅していると

必ず宗教問題にぶつかる。

国にしても個人にしても。


キリスト教(カトリック、プロテスタント)、

イスラム教、ヒンズー教、

仏教など。

それぞれの宗派も多い。


どれが良い悪いではなく、

宗教に根付いて生きている人は多い。

(良い悪いから争いが起きる)


国の文化や、しきたり、行事といった生活そのものが宗教に則っている場合も多いし、

リーダーによって

政治や企業の経営方針、理念にも大きく影響している場合も多い。


宇宙の法則そのものが宗教と深く結びついているとも言える。


何かに傾倒しすぎたり、

盲信するのではなく、

それは尊重しなければならない。


決して偏見を抱いてはいけない。


卑近な例として、

宗教観は、

今回のコロナの受け取り方にも影響してくる。


感染は避けつつ、

コロナそのものの意味を

悪ととるか、

善ととるか。


つまり、

コロナから何を学ぶかに係る。


働き方、家族の在り方、人間関係まで係わってくる。

あらゆる価値観(ものの見方捉え方)そのものまでに影響する。


仮にコロナが終息しても

もう我々はコロナ以前の生活には戻れない。


だからこそ

生き方そのもの係わることだ。


人命優先なのか、

経済優先なのか。


多くの人々が、

改めて、世界は繋がっていること、

そして

連携し合うことの大切さに気付かされたことだろう。


そして、

人命の尊さ、

世界平和の尊さに。


なぜ生きる?

どう生きる?

幸せとは何か?



コロナが突き付けた課題は深く大きい。


コロナ以前より、

人類は、

より人間らしく、

謙虚で優しくなっていると信じる。