世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

英語とスペイン語の国

2012年06月04日 | 英語
英語以外に


もう一つ外国語を覚えるとすれば何がいいか。




ボクは


躊躇なくスペイン語を押す。





個々の好みは別として




人口的(14~5億人)には


圧倒的に中国語に軍配が上がりそうだが、






一口に中国語といっても




標準語は北京語のことで


広州語や上海語、台湾語など数種に分かれる。




日本人として隣国の韓国語(ハングル)も便利さはある。







だが


世界を旅する人間にとって




スペイン語ほど重宝する言葉はない。




まず圧倒的に国の数(約20か国)が多い。




スペイン本国はもちろん



中南米(ラテンアメリカ)のほとんどの国がスペイン語だ。


(ブラジルはポルトガル語で、

カリブ海の一部の国では


フランス語や英語、オランダ語が公用語になっている)







そして


アメリカ合衆国でも




フロリダ、ニューメキシコ、テキサス、アリゾナといった南部の州を中心に


カリフォルニアでも



ニューヨークにおいてさえスペイン語がまかり通っている。






世界でのスペイン語人口も


5億人ほどで、



英語、中国語に次いで多い。




しかも

ポルトガル語も似ていてかなり理解できる。







そして


今回のフィリピンも然りだ。





そもそもフィリピンは



長い間スペイン領であった。




マゼラン以来



1898年に独立するまで

300年以上にわたって


スペインの統治下にあったのだ。





そもそも


フィリピンの国由来は


スペイン国王フィリップ(フェリペ)2世からきている。





こうした経緯から


タガログ語も

スペイン語が分かると理解できる言葉があるほどだ。




看板も


英語やスペイン語が多く



両方できると


かなりの部分で理解できる。





そうした意味でも


ボクにとって


親近感を覚える国である。







それに


スペイン語は



発音に母音が入るので


日本人にとってとても覚えやすい。





第三外国語として


何を学ぼうかと迷っておられる方なら




迷わず


スペイン語をお勧めする。





【余談】


ボクは中国人女性と恋をしたことがある。


彼女は



英語も日本語も全く話せなかった。




ボクは


中国語を話せない。





だが


会話は成り立った。






どうしたか。


筆談である。





台湾でも同様だった。


筆談で事足りる。





看板やメニューもある程度分かる。










  台北の空港で見かけたサインボード






漢字の国同士だから。




お互い手話 (sign language)




ができればもっと便利だ。



body language も有効だ。





もっとも


ベッドでは


会話はほとんど不要だが。

(また余計なことを言ってしまった)