世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ボクに投資しませんか

2012年06月24日 | 出版
ボクに300万円投資してください。


出版社に企画書を送るのは

DMで300万の投資を呼びかけることと同じ。



その意気込み、覚悟を忘れている。



ビジネスを起業するときも同じ。


銀行から借り入れを起こす時

事業計画書を作る。



あるいは、出資者を募る時もしかり。



この企画ならお客さんが来て買ってくれる。

だから金利をつけて返済してくれる。



それならお金を出してやろう、

という気になるのだ。



そうして事業を起こしてきた。



借入(借金)をし、

時には出資もしてもらった。




出版も事業である。


企画が採用されないのは

売れませんよ、


誰も買ってくれませんよと言われているのだ。






ビジネスは一種の賭けでもある。



賭けてもいいと思わせる

熱意と覚悟があるかが問われる。



そして

お客様(読者)のニーズと

出資者(出版社)への感謝の気持ちがなければ

それは伝わらない。




ビジネスはすべからく衆目に晒される。

批判やクレームもある。



受け入れて改善する素直さも兼ね備えなければならない。





ビジネスもオープンすれば終わりという訳ではなく

持続可能な経営が求められるように、

本も出したら終わりではない。




時代を読み、

同時に未来も読まなければならないのも


ビジネスの鉄則であり

出版の掟でもある。



鋭い観察力と洞察力に加え、

先を見通す先見性も不可欠だ。






ビジネスが

顧客に喜ばれ、満足してもらわなければいけないように

当然出版も

読んでよかったと思っていただけるものでなければならない。



そうでなければ

2冊目はおろか、


増刷もままならないであろう。




消え去る

忘れ去られるのはご法度である。




出版は何も特別なものではない。

基本はビジネスなのだ。



自分勝手な自慰行為ではだれも相手にしてくれない。