世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

迷える子羊さん

2006年12月14日 | 
人生迷うことばかり。
『40にして惑わず』なんて嘘ばっかり。50になってもむしろ惑いや迷いは増すばかり。大いに迷える老羊状態。
でも迷って当然、悩んで当然、苦しんで当然。
心ここに留まらず、落ち着かなくても、飽きっぽくてもいいじゃない。
それって「生きてるっ!」ということ・・・かも。

【名言セラピー】に僕の言葉が登用されました。
旅の途上、イタリアの某博物館で「フーコーの振り子」を始めてみたとき感じたことでした。
以下、その掲載文です。



今日の読者セラピーは、実に素晴らしい視点です。 ブラボー!


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

人生に迷いが生じる。

いや、いつも迷ってばかりいる。

心が揺れる。定まらない。どうしていいか分からない。
イライラする。やけになる。どうして自分ばかりがこんなに落ち着かないんだろう。

心は揺れてばかり。ちょうど良い所に止まってくれない。
右と思えば今度は左。左と思えばまた右。


中庸、平等、真ん中、一番バランスが取れて良い所。それは必ず存在する。
それがどこなのか知っている。なのにいつも一瞬で通りすぎてしまう。
タイミングがつかめない。チャンスをものにできない。



~~~


フーコーの振り子。
地球の自転を証明して見せたあの有名なフーコーの振り子。
僕はどこかの国の博物館で見たことがある。

何十メーターもあるロープだったかワイヤーに繋がれた錘がゆっくりゆっくり揺れている。
誰が揺らしたわけでもない。

止めてもまた自然に揺れだして、決して自ら止まることはない。
真ん中は確かに存在している。けれどいつも瞬時に通り過ぎるだけ。
右にいたかと思えば左に揺れる。ゆっくりゆっくりと。


どうして真ん中で止まってくれないの?

あ、そっか。

それは地球が回っているから揺れてるんだった。

地球が自転をやめたとき振り子は真ん中で止まるだろう。




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というわけで……3秒セラピー♪

生きているから揺れる。

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心に迷いがなくなるとき、
それは死ぬときなのだ。



                               
【お話】K・Aさん

もう一つ、結論。
「やっぱ、旅っていいよな」
絶対何かを感じるじゃん!?
何にも感じなかったら・・・それは感性が鈍ってるんじゃない。
やばいよ、もっと旅しなきゃ。旅不足。病気になっちゃうよ。
旅をすれば感性が研ぎ澄まされる。
旅は人生のサプリメント。