にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

来院時は必ず 24-5656 でご予約下さい

2020-04-03 15:54:13 | お知らせ
県内でもコロナウイルス感染者の拡大がみられています。
医療従事者の感染も複数地区で発生しているため、どんぐりでも予約方法の変更をすることになりました。

予約は代表電話 24-5656 のみでお受けします。
自動電話予約(24-5657)やインターネット予約は当面の間中止になります。
予約なしで来院された場合、車内など院外でお待ちいただいたり、診療をお断りする場合がありますので、ご注意ください。

県外やコロナ感染者発生市町村からの発熱患者さんは、来院前に必ず保健所に相談してからご連絡ください。
コロナ感染者発生地区からの患者さんや、感染者との接触の可能性のある患者さんについては、原則として14日以上の観察期間を過ぎた場合のみ診療させていただくこととなりますので、予めご了承ください。

病状が不安な場合などは、診療時間内に代表電話24-5656で対応するようにしますので、ご相談ください。


不要不急の他者との接触を避け、風邪かと思ったらまずは自宅療養を

2020-04-03 11:26:03 | 病気のはなし
新型コロナ感染症の流行は拡大の一途をたどっています。
県内でも県外からの移入例が中心とはいえ、感染者が徐々に増えている状況で、今年3月に弘前大医学部を卒業した新人医師(秋田県大館市の医療機関に就職)の感染も確認されています。
こうした中では、いつどこでコロナウイルスと接触するかは、誰にもわからない状況です。

厚生労働省も今日になって全国の都道府県に
コロナ軽症は自宅、ホテル療養を 厚労省が通知、入院は重症者優先
という通知を出しました。
感染状況が地域によって違うため、全国一律の措置ではありませんが、一人一人が十分に配慮して行動する必要があります。

今一番大切なのは、
不要不急の他者との接触を避けること
風邪かと思ったらまずは自宅療養すること
この2点に尽きると思います。
もちろん、症状が重かったり、基礎疾患がある方などは、早め早めの対処が必要で、その際には保健所と相談して医療機関をアクセスしてください。

お互いに協力し合いながら、この困難な状況を乗り切っていきましょう。

 >>>軽症者ら自宅、ホテルに 重症者用病床確保へ 新型コロナで方針・加藤厚労相 (時事通信)
 >>>新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養及び自宅療養の対象並びに自治体における対応に向けた準備について(厚生労働省通知)

BCG接種(1歳以上の方)について

2020-04-03 11:07:26 | お知らせ
BCGがコロナウイルス感染に効果があるらしい・・・という報道がなされ、全国的にBCG接種希望者が増えているようです。
BCGには「乳幼児の重症結核(髄膜炎や粟粒結核)の予防効果」があることが分かっていますが、成人に対しての結核発病予防効果については確認されておらず、ましてやコロナウイルスへの効果については「可能性」が示され検討されているという段階です。
本当に効果があると判明した場合でも、過去にBCGを接種している人については副作用の問題もあることから、安易にお勧めするものではありません。
またワクチンの生産は0歳児への定期接種を主体に行われているため、定期外接種の需要が増えた場合には供給が逼迫し、0歳児への接種に混乱が生じる恐れもあります。
こうした状況において、どんぐりでは「自治体から依頼された0歳児の定期接種のみ対応」とさせていただきますので、ご了承ください。