にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

インフルエンザ流行開始、市内各地で学級閉鎖も

2019-11-29 16:21:05 | 病気のはなし
今週に入って下北地区でもインフルエンザの本格的流行が始まりました。
どんぐりで確認されたのは全てA型、青森県の先週までのウイルス検査が全てA型2009pdmなので、おそらくは同じ型と思われます。
既に一田小・二田小で学級閉鎖の措置が取られていますが、他の学校の児童生徒も発症しているので、あっという間に全市内で措置が出てくる可能性が高そうです。
週末に熱が出ると慌てる気持ちになりがちですが、インフルエンザ=抗インフルエンザ薬が必要という訳ではなく、薬の効果も発熱期間が1日程度短くなるだけなので、まずは加湿された部屋でゆっくり休み、水分や栄養分(食欲がなければゼリー飲料など)をしっかり補給して、熱がしんどい時は解熱剤を上手に使い、それでも非常に辛いということならば医療機関への受診を考えましょう。
今回のインフルエンザに罹患しても、他の型のインフルエンザの免疫は誘導されないので、予防接種が済んでいない人は、症状が落ち着いてから接種をすることをお勧めします。

インフルエンザが出始めました

2019-11-26 10:17:27 | 病気のはなし
いよいよむつ市内でもインフルエンザが出始めたようです。
どんぐりでも市内某小学校の児童複数名が検査でA型と診断されました。
インフルエンザは、一人発病すればその周囲には複数の感染者がいて、どんどんと感染の輪が広がっていくのが特徴ですが、感染しても明らかな症状を見ない不顕性感染も20-30%あるとされ、また軽症のケースも少なくありません。
検査についても、ウイルス量の少ない時期(発熱して間もない)には感染しているのに陽性にならないことも多いため、熱が出たからと言って慌てて受診しても検査に適さない場合があります。
むやみに病名に振り回されることなく、本人の状態をよく見て、重症感がある時は急いで受診して「何の病気か?」を診断し、そうでもないときは半日~1日様子を見てからの受診がよいでしょう。
ちなみに「学校・園で検査をするように言われた」という理由で、診察上の必要性に関わらずインフルエンザ検査を希望する場合は、健康診断と同じ扱いで診察料を含めて全額自費(保険が効かない)ことになりますのでご注意ください。