にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

インフルエンザ予防接種開始

2021-10-15 08:53:53 | お知らせ

月曜日から今シーズンのインフルエンザ予防接種が開始となりました。
平日の予約はチラホラ程度、土曜集中日も明日はほぼ満員ですが、来週23日はかなり余裕がある状態です。
昨年全く流行がなかったこともあってか、今年は予約の出足が鈍いようです。
とはいっても、同じく昨年全くでなかったRSウイルス感染症が全国的に爆発的流行を見たことからも、マスクと手指消毒しているから大丈夫とは言いきれません。

コロナもインフルエンザも、侮らずにしっかり予防をして備えましょう!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよインフルエンザ予防接種が始まります

2021-10-06 10:28:03 | お知らせ

10月に入り、朝晩はめっきり冷え込むようになってきました。
新型コロナワクチンが進み、新規陽性者が全国的にも少なくなったのは大変喜ばしいことですが、ブレークスルー感染やさらなる変異株の出現など、まだまだ第6波に対する備えは必要ですね。
そんな中、来週月曜日からいよいよインフルエンザ予防接種が始まります。
今年はワクチン株の増殖が今一つだったために供給量が昨年の6-7割程度と言われていて、特に10月は供給量が少なめになるようです。
昨年と違って費用全額補助はなくなり、高齢者と小学生以下の一部補助となったためか、今のところ予約はあまり入っていないようですが、もし今季インフルエンザの流行があった場合には新型コロナ感染症との鑑別が困難になるため、通常の受診ができない(感染外来等での対応になる)可能性もありますから、ぜひ接種を受けていただきたいと思います。
どんぐりでは希望日の2週間前から予約可能で、土曜午後の集中接種も12月まで計8回行う予定としています。
新型コロナ感染症対策もあって、予約受付は代表電話24-5656のみとなり、インターネット予約はできませんのでご注意ください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6歳未満のチャイルドシート・ジュニアシートは義務です!

2021-09-17 11:21:55 | つれづれ

「赤ちゃんを車に乗せるときはチャイルドシートに」というのは今や常識になっていますが、こうした「幼児用補助装置(チャイルドシート・ジュニアシート)」をいつまで使う必要があるかについてはしっかりと意識されているとは言えない状況で、車の中を子どもが自由に動き回っているのを見ることも少なくありません。

道路交通法上は、6歳未満の乳幼児を車に乗せる際は「規定に適合する、発育の程度に応じた幼児用補助装置」を使うように書かれていて、チャイルドシート・ジュニアシートを使わなかった場合は交通違反で違反点数1点(反則金は無し)となります。
 ※6歳以上の子どもがジュニアシートを利用することは問題ありません

では、チャイルドシートからジュニアシートに変更するのはいつが良いのでしょう?

国土交通省のサイトによれば、幼児用チャイルドシートは体重9~18kg、身長65~100cm、年齢1歳~4歳くらいとされているのに対して、ジュニアシートは体重15~36kg、身長135cm以下、年齢4~10歳くらいとなっています。
これをおおざっぱに言えば、3歳になるまではチャイルドシート、3歳を過ぎて身長も100cmを越えたらそろそろジュニアシートと覚えておけば間違いないでしょう。

ただし、ジュニアシートには背もたれのあるタイプ(シートベルトが肩にかかる高さを身長に合わせられる)と座面だけのタイプがあって、安全性については明らかに背もたれタイプの方が高いので、可能な限りこちらを選ぶ方が無難です。

ちなみにシートベルトは最低140cm以上ある人(おおむね小学4年生の平均身長)を想定して設計されていますから、法律で義務付けられている6歳を超えていても身長がまだ十分に高くなっていない間は、座面だけのタイプでもよいのでジュニアシートを使用することが望まれます。

こうしたチャイルドシート・ジュニアシートですが、皆さんはどこに装着していますか??
チャイルドシートについては多くの方が後部座席につけていると思われるのですが、ときどき助手席についているのを見ることがあります。
助手席に子どもを乗せるのには様々な理由があるのでしょうが、事故が起きてしまった時を想定するとお勧めすることはできません。

車の安全装備として今や当たり前のエアバッグですが、これは作動するときに内部の火薬が爆発して一瞬で膨らむので大きな衝撃が生じます。
その影響は助手席に大人が座った状態での事故被害を最小限にするように設計されているため、たとえチャイルドシートやジュニアシートをつけていても子どもがエアバッグによって顔面や胸部などに大怪我をする可能性があるので注意が必要です。
もしやむを得ない理由で助手席で使用する場合には、シートを一番後方まで下げて使用すること、チャイルドシートは前向きにするか助手席エアバッグをOFFにすることなど、事故による被害を最小限にするための工夫が必要です。(それでも後部座席に装着するよりはリスクが高くなります)

事故はいつ起きるか分かりません。
起きてしまってから「○○しておけばよかった・・・」とならないためにも、多少の不便には目をつぶって、しっかり後部座席にチャイルドシート・ジュニアシートを装着してあげましょう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あと1か月でインフルエンザ予防接種が開始です

2021-09-14 16:38:39 | お知らせ

9月も前半を終了、朝晩の冷え込みがだんだんはっきりとして秋本番になってきましたね。
コロナ対策で皆さんが頑張ったマスク&手洗いと他者との接触回避のおかげだったのか?、昨年はインフルエンザは消滅したのかというくらい全く発生しませんでした。
では今年も感染予防策すればOKか?というと、、、
昨年はインフルエンザ同様に流行がなかったRSウイルス感染症が今年は全国的に大爆発したことを考えると、残念ながら安心して大丈夫とは言えないようです。
新型コロナはデルタ株の波がやや収束気味のようにも見えますが、ラムダ株やミュー株などと新しい変異株が出てきていることから、第6波・7波・・・と今後も流行を繰り返す可能性は十分ありです。
そこに冬が近づいてインフルエンザが流行したら・・・鑑別はかなり難しい話になりますよね。
新型コロナがワクチン2回接種を済ませた年齢層で重症化や死亡率が明らかに減少していることを考えると、同じようにインフルエンザも予防接種を行って感染・重症化回避を図ることが大切だと思われます。
どんぐりでは、むつ市の設定した10/11から接種を開始します。
今年は昨年とちがって有料(むつ市では小学生以下と高齢者は一部補助あり)にはなりますが、ぜひ接種を行ってください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0歳児と入院中以外では、RSウイルスの検査は保険適用外です

2021-09-08 18:15:14 | 病気のはなし

9月に入ってRSウイルス感染症が急増していますが、それに伴って一部の保育園などが保護者に「RSウイルスの検査を受けてくるように」と指導しているようです。

しかし残念ながらRSウイルスの検査は、0歳児と入院中を除いては健康保険を使って行うことが出来ません。

「じゃぁ、検査費用だけ自己負担すればいいのでは?」と考える方もいるかも知れませんが、残念ながら「混合診療」に該当するため出来ない決まりになっています。

この混合診療と言うのは「健康保険の範囲内の分は健康保険で賄い、範囲外の分を患者さん自身が費用を支払うことで、費用が混合すること」を指していて、一部の例外(国が認めた先進医療、該当する疾患の診療と無関係の疾患に対する検査や処方など)を除いては、健康保険の範囲外の費用を医療機関が無料で行うか、逆に関連する全ての費用(診察料や処方箋料、後日の経過観察の受診も含む)を患者さんが全額自費で支払うかのいずれかになります。

このことはノロウイルス検査(3歳未満か65歳以上、または悪性腫瘍など特別な疾患を有している場合のみ保険適用)についても同じです。

また、年齢等の適用対象の問題とは別に、療養担当規則によって「各種の検査は診療上必要があると認められる場合に行う。また、検査は、診療上の必要性を十分考慮した上で、段階を踏んで必要最小限に行う。」とされているので、単に患者さんの希望があるからという理由だけで検査をすることは認められていません。

感染を心配する気持ちは理解できますが、それ以上に大切なのは「病状を正しく把握して治療方針を立てること」ですから、お互いが納得できる診療を行いたいものです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RSウイルス感染症が急増しています!

2021-09-07 09:46:08 | 病気のはなし

少し前にテレビ等で大流行の報道がされていたRSウイルス感染症が、とうとう下北地区にも押し寄せてきました。
むつ病院の感染症情報によれば、8/23-29に9名の報告がありましたが、翌週の8/30-9/5には32名と3倍以上の増加です。

RSウイルスには生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の児が感染するといわれていますが、一度罹っても終生免疫ができることはなく、生涯にわたって何度でも感染・発病を繰り返すのが特徴です。

症状は感染から数日の潜伏期間を経て出現し、鼻水程度のごく軽いカゼ症状で終わるものが多数ですが、その後咳き込みが出現し、細気管支炎や肺炎になって喘鳴や呼吸困難などをきたしたりして重篤になる場合があり、特に乳児が感染した場合には重篤化する可能性が高い(初感染乳幼児の3割くらい)と言われています。

ウイルスの感染経路は、飛沫感染(咳やくしゃみ、会話など)と接触感染(直接の体の接触、ウイルスの付着した手などで触った物を介して)ですが、空気感染やエアロゾル感染はないとされています。

RSウイルスはエンベロープと呼ばれる膜につつまれた構造をしていることから、アルコール消毒でこの膜を破壊することで失活させることができます。
(もちろん塩素系消毒剤も有効です)

RSウイルスに対する特異的な薬剤はなく、対症療法のみとなります。

予防策としては、残念ながらワクチンはありませんが、早産児や基礎疾患を持つ乳幼児に対しては、重篤化の抑制を期待して流行期を迎える前にモノクローナル抗体の注射を行うことができます。

新型コロナ感染症も心配ですが、小児科においてはRSウイルス感染症も非常に心配な疾患です。
カゼ症状がでたら「症状が軽いから大丈夫」と考えずに、登園・登校は控え、医療機関で診察・診断を受けた上で、自宅でゆっくりと休むようにしましょう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

むつ市の大規模接種1回目分が終了

2021-09-06 11:26:33 | 病気のはなし

感染爆発中の青森県内でもまだ散発程度で済んでいる下北地区、昨日なんとかむつ市の大規模接種1回目分が無事に終了しました。
とは言っても、決して手放しで喜んでいいわけではありません。
これまでに接種されなかった(様々な理由があり希望しなかった&接種できなかった)6,826人と、12歳未満の4,108人(むつ市の8/1現在の人口は55,113人)の合計10,934名(むつ市の人口の19.8%)の方々は、今後も感染と重症化のリスクの中を生活しなくてはなりません。
ワクチンを接種したから大丈夫とか、接種しないののが悪いなどとは考えずに、皆が手を取り合って支え合って安心安全な生活を送ることができるようにしたいものですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ以外の病気にも注意が必要です

2021-08-30 11:22:00 | つれづれ

市内の飲み屋クラスター発生でコロナの脅威が差し迫ってきたと心配されている方も多いと思いますが、小児科ではコロナ以外の感染症にも注意が必要です。
むつ病院からの報告によれば、先週はRSウイルス感染症が多数出たようですし、感染性胃腸炎やヘルパンギーナも散見されています。
いずれにしても、体調が悪い時には無理な登園・登校はさせずに、医療機関を受診するようにしましょう。
また家族や周囲に体調が悪い大人がいるときには、コロナの家庭内への持ち込みも心配されるところですから、軽く考えずに医療機関(場合によっては発熱外来)を受診するようにしましょう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワクチンを2回接種しても予防対策は怠りなく

2021-08-27 15:34:00 | 病気のはなし

いよいよ今週末からむつ市の大規模集団接種が開始されます。
9/5には希望者全員の1回目が、9/26には2回目の接種が終了となります。
そして10/10には、十分な効果が期待できる2回目終了から2週間を迎えることになります。
これでむつ市の感染予防対策の基礎が完成するわけですが、手放しで喜べるわけではありません。
まず第一に、ワクチンの効果は重症化や死亡のリスクを減らすことが主体であって、2回接種しても感染・発症する可能性が(低くはなりますが)無くはなりません。
そして、不幸にも感染してしまった場合には、ワクチン未接種者と同等の感染力を持つことが分かっています。
第二に、12歳以下の小児はワクチン接種の対象外ですし、体質・持病等の理由によってワクチンを受けることができない人もいるので、そうした人にとっては感染は命にかかわる可能性もある大きなリスクです。
残念ながら「ワクチン接種が終わったから、マスクも消毒も気にしないで、以前のように何でもやっていいよねー(笑)」とはならないのです。
いずれ新型コロナウイルス感染症も季節性インフルエンザ程度の心配をすれば済む時が来るとは思いますが、それまでは予防対策をしっかり続けて日常を取り戻していく必要があります。
口で言うほど簡単ではありませんが、自分や自分の大切な人を守るため、お互いに手を取り合って頑張っていきましょう!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワクチンを2回接種しても予防対策は怠りなく

2021-08-27 15:34:00 | 病気のはなし

いよいよ今週末からむつ市の大規模集団接種が開始されます。
9/5には希望者全員の1回目が、9/26には2回目の接種が終了となります。
そして10/10には、十分な効果が期待できる2回目終了から2週間を迎えることになります。
これでむつ市の感染予防対策の基礎が完成するわけですが、手放しで喜べるわけではありません。
まず第一に、ワクチンの効果は重症化や死亡のリスクを減らすことが主体であって、2回接種しても感染・発症する可能性が(低くはなりますが)無くはなりません。
そして、不幸にも感染してしまった場合には、ワクチン未接種者と同等の感染力を持つことが分かっています。
第二に、12歳以下の小児はワクチン接種の対象外ですし、体質・持病等の理由によってワクチンを受けることができない人もいるので、そうした人にとっては感染は命にかかわる可能性もある大きなリスクです。
残念ながら「ワクチン接種が終わったから、マスクも消毒も気にしないで、以前のように何でもやっていいよねー(笑)」とはならないのです。
いずれ新型コロナウイルス感染症も季節性インフルエンザ程度の心配をすれば済む時が来るとは思いますが、それまでは予防対策をしっかり続けて日常を取り戻していく必要があります。
口で言うほど簡単ではありませんが、自分や自分の大切な人を守るため、お互いに手を取り合って頑張っていきましょう!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする