にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

いろいろな感染症が出ています

2017-11-29 10:28:43 | 病気のはなし
冬本番、朝晩の冷え込みとともに、寒気と暖房による空気の乾燥も目立つ季節となりました。
こうなると咳やくしゃみなどによる飛沫感染も、水分がすぐに失われて感染範囲(距離)が拡大する傾向になります。
「加湿器つけているから大丈夫」と思ったら大間違い、だって砂漠に加湿器並べても役に立たないじゃないですか。
大切なのはきちんと加湿されたかどうか、それを見るには湿度計よりも洗濯物です。
ユックリと乾いていくなら湿度は〇、あっという間に乾くなら加湿不足です。
湿度計を使うなら、その状態で何%を示しているかをチェック、それを基準にその日の加湿の度合いを決めるようにしましょう。

さて、巷ではいろいろな感染症が出てきています。
どんぐりでは、アデノ(扁桃炎、咽頭結膜熱)、溶連菌、マイコプラズマ、水痘、流行性耳下腺炎、手足口病などが診断されていますが、むつ病院の報告を見るとRSウイルスも出ていますし、県の週報では津軽地方でインフルエンザも増え始めているようです。
保育園や学校などの集団生活では病原体のばら撒き合いが避けられませんから、体調が今一つ思わしくないなと思ったら無理せずに一休みさせること、一旦感染してしまったら回復途上で慌てて登園・登校させないこと(多少の無理が効くくらいまでの回復を待つ)が大切です。
もちろん症状なく元気な人も、うがい・マスク・手洗いなどで予防をするよう心がけましょうね。
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算数って楽しいよ「九九」ボードゲーム 大学生考案

2017-11-28 14:55:46 | つれづれ
東京新聞WEB版に載っていた記事です。 >>>実際の記事はここをクリック
勉強って「面白いと思えれば自分からどんどんやりたくなる」ものですよね。^-^

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算数ってこんなに楽しいよ! 掛け算の基礎の九九(くく)を使い、子どもも大人も熱中できるボードゲームを東京都内の大学生が作った。九九には苦痛を感じながら暗記した思い出しかない人も、遊びながら数字の不思議や奥深さを体感できる。 (中村真暁)
 慶応大経済学部三年の麻生彰一さん(22)=文京区=と、一橋大商学部四年の入口(いりぐち)翔太さん(22)=国立市=の二人が約一年かけて考案したゲームのタイトルは「くくまる(99◎)」。手元のカードには1から9、ボードには掛け算の答えとなる数字が並ぶ。これらを使い二人が対戦する。
 四通りの遊び方がある。一例を挙げると、二枚のカードを選んで掛け算し、答えの数字をボードから探してコマを置く。選んだカードが「2」と「3」なら、コマを置く場所は「6」。これを交互に繰り返す。縦や横に自分のコマで挟んだ相手のコマは、自分のコマになる。コマを一列に並べれば勝ち。いわば「九九のオセロ」といえる。
 遊ぶうちに、数字への想像力が広がる。九九は八十一通りもあるのに、ボード上の数字は三十六しかないのはなぜか。「にさんがろく」「さんにがろく」など、式が違っても答えが同じとなる組み合わせがあるからだ。
 「12」の場所を確保したいなら「にろく」「ろくに」「さんし」「しさん」。四通りもの式がある。一方で「25」は「ごご」以外にはない。11や13、17などボードに存在しない数字もある。素数(1とその数字でしか割り切れない数)の概念も知ることができる。
 麻生さんと入口さんは、奈良県の西大和学園中学、高校時代の同級生。二人とも家で電子ゲームで遊ぶのを制限され、将棋や囲碁に親しんできた。「勉強が楽しかったら良かったのに」。昨夏、何げなく交わした会話がゲーム作りのきっかけ。子どもから大人まで誰もが知っている九九を使って、算数を楽しく学べるゲームを作ろうと思った。
 ルールを考えては家庭教師先の小学生らに披露し、改良を重ねた。子育て関連のNPOの協力もあり、小学生や保護者など約五十人に意見を聞き、好評だったこともあって商品化に挑戦。ゲームクリエーターらに販路の相談、パッケージデザインを依頼し、制作会社に五百セットを発注した。
 「くくまる」の価格は二千三百八十円(税抜き)でインターネットサイト「アマゾン」のほか、十二月二、三日に江東区の東京ビッグサイトで開かれる「ゲームマーケット」で販売する。二人は「開発から商品化まで自分たちの力でやろうと、貯金を崩して取り組んだ。販路拡大を目指して、問屋さんに営業しています」と声を弾ませた。
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普通に生きるって?

2017-11-28 01:00:00 | つれづれ
土曜日の午後、かさまい館に「普通に生きる上映会&林順一郎先生講演会」に行ってきました。
映画を見て、講演を聞いている間中ずっと、「普通に生きるってどういうことだろう?」と考えていました。
様々な人や団体が、様々な活動をしているわけですが、その共通項はなんだろう??
いろいろ考えた結果行きついたのは、やっぱり座右の銘である「一人は万人のために、万人は一人のために」でした。
自分を大切にすること、そのためには自分が大切にされること、そのためには家族や仲間が大切にされること、そのためには地域や社会が大切にされること、そのためには・・・
自分(あるいは自分の所属する先)さえ良ければというような自己チューな考え方は捨てて、たとえ相手が自分と違った考え方の人であったとしても繋がり手を取り合っていくこと、ですよね。
簡単ではないですが、いつも心に置いて生きていきたいと思います。
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絵に描いた餅では役に立たない

2017-11-27 14:07:41 | つれづれ
福井県知事が大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働に同意したそうです。
福井県ではこの春に隣の高浜町にある高浜原発3、4号機が再稼働していて、ごく近い距離で4基の原発が稼働することになります。
この2か所の原発は直線距離で13kmほどしか離れていないそうですが、内閣府などが十月に大飯原発の事故に備えて策定した広域避難計画では「二原発が同時に事故を起こした際の想定はなく」、今後の検討課題としているそうです。
いったい東日本大震災による福島原発事故から何を学んだのでしょう??
大都市圏からは離れているから他人事なのでしょうか??
口先だけ事故の教訓と言っても、本心では「どうせ事故なんて起きない」と思っている限り、また悲劇は訪れることになります。
目先の利益に目を晦ませられずに、安心して生活できる国づくり、地域づくりを考えていきたいですね。
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まだいいよね、、、とは思わずに。

2017-11-16 21:22:19 | つれづれ
今日は初雪、いよいよ冬到来ですね。
皆さん、もうタイヤをスタッドレスに交換しましたか?
根雪になるのはもう少し先でしょうが、朝晩や日陰では道路が凍結するかも。
まだいいよね、、、と思っていると、思わぬ事故を引き起こしてしまうかもしれません。
自動車事故も、家庭で起こる子どもの事故も、どちらも「油断が一番の原因」です。
「まだ(これくらい)いいよね」じゃなく「万が一の(念の)ために」と思って、予防は先回りしましょうね。
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むつ下北第九の会にご協力お願いします

2017-11-15 16:20:26 | つれづれ
むつ下北第九の会は毎年ベートーヴェン交響曲第九番の演奏会を開催しています。
どんぐりも演奏会のパンフレット広告で協賛をしているのですが、会の資金繰りが厳しくなってきているため、今年はパンフレット広告に加えて、クラウドファンディングでの資金作りをするとのことです。
皆さんも是非ご協力ください!!
ちなみに私は昭和63年の第1回の演奏会に出たことがあります。^-^

  クラウドファンディングの詳細は >>>ここをクリック




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マイコプラズマ感染症が増えています

2017-11-11 10:01:43 | 病気のはなし
このところ小中学生で咳や熱が長引き、マイコプラズマ感染症と診断されるケースが増えています。
大部分は軽症で通常の風邪と同じように対症療法で自然治癒するので、あわてて検査をしたり、抗菌剤を投与したりする必要はないのですが、中には症状が遷延したり悪化したりして肺炎に至る場合があります。
診断は一般的には咽頭ぬぐい液(綿棒でのどの奥を擦過て採取)を用いて行われます。
LAMP法と呼ばれる遺伝子増幅検査が感度が高く有用ですが、結果が出るのに2~3日かかります。
一方どんぐりでも使用している迅速診断キットは、15分程度で結果が出るかわりに感度が低いため陰性でも感染が否定しきれないのが難点で、症状・経過や血液検査などを総合的に勘案して判断する必要があります。
遷延・悪化した場合の治療は、対症療法に加えて抗菌剤を投与することになりますが、マイコプラズマは通常の細菌とは違って細胞壁をもたない構造のため、細胞壁合成阻害作用が主体のペニシリン系やセフェム系抗菌剤は効果がなく、タンパク合成阻害作用を持つマクロライド系やテトラサイクリン系、ニューキノロン系を用いる必要があります。
ただしこれらの抗菌剤は静菌作用(菌が増殖するのを阻止する)が主体のため、症状が軽減してきても合計10日前後内服することが必要です。
咳が出た、周りにマイコプラズマと診断された人がいる、というだけで慌てる必要はありませんが、まずはしっかり体を休めて、必要に応じて小児科(大人なら内科)を受診するようにしてくださいね。
最後に一つ、「咳が強いのでホクナリンテープ(気管支拡張剤の貼付剤)を貼りました」という方が時々見受けられますが、ホクナリンテープは喘息の薬です。
気管支が狭くなって息苦しくて咳をしている場合には、気管支を広げることで咳が和らぐことはありますが、カゼ(上気道)の咳に使っても効果はないので注意してくださいね。
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そろそろ肥満警報発令時期ですよ!

2017-11-08 14:57:45 | 病気のはなし
立冬も過ぎ、いよいよ冬本番が近づいてきました。
朝の最低気温が5℃を下回り、最高気温も次第に下がってくるようになりますが、そうなると心配なのが運動不足。
外遊びが少なくなって、屋内でお菓子片手にテレビやゲームなどとなってしまえば、あっという間に皮下脂肪が膨らんでしまいますよ。

それを防ぐためには、
1.屋内でもできる運動を
階段の上り下り、ペットボトル体操、ドローイング(お腹をへこませて良い姿勢を保つ)など、スポーツのような面倒なものではなく、簡単で毎日続けられる運動を取り入れましょう。
具体的な話でいえば、テレビやゲームをするとしても「ゴロゴロ寝転がって」や「背中を丸めて」ではなく、「背筋を伸ばして良い姿勢で」やるだけでも立派な運動です。(静的運動といいます)
2.炭水化物の摂取過多に注意
チョッと小腹が空いたと言って菓子パンやおにぎり、スナック菓子などを食べてしまうと、あっという間に炭水化物過多になってしまいます。
肥満は余分な脂肪の蓄積した状態ですが、もとをただせば過量な(消費しきれない)炭水化物を中性脂肪に換えて貯めこんだものです。
同じ摘まむなら、アーモンドやチーズ、ヨーグルト、小魚、大豆製品など、タンパク質中心のものにしましょう。

チョッとした工夫で肥満になることを防ぐことができますから、皆さん頑張ってみてくださいね。
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