にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

インフルエンザはB主体に? 溶連菌も?

2016-03-15 10:31:09 | 病気のはなし
今年のインフルエンザは学校や園ごとに型の偏りがある上に、ダラダラと流行が続くという、ちょっと異例の展開です。
今週に入って(昨日と今日)どんぐりで診断したインフルエンザは全例B型なので、もしかするとA型はそろそろ終わりに近いのかもしれませんが、卒業・卒園関連行事等も続いているので、まだまだ安心はできませんね。
しかもインフルエンザが陰性なのに高熱が続くケースも増えてきていて、様々な感染症が混在している状況です。
昨年来ずっと流行中のマイコプラズマ、RSウイルスやヒトメタニューモウイルスによると思われる気管支炎、さらにはむつ病院の報告では溶連菌も出始めたようです。
間もなく春休み、そして新年度のスタートですから、体調管理には十分に注意してくださいね。

Aも、Bも、ほかのものも・・・

2016-03-07 13:48:48 | 病気のはなし
3月になり陽気も少しずつ良くなっていますが、今だインフルエンザが大流行中です。
あるところではA型が、別のところではB型が、また別のところでは両方が、、、
かと思えば40℃の発熱が続くもインフルエンザ陰性のカゼが出ているところも。。。
さらにはインフルエンザに加えてマイコプラズマ感染を併発していたり、感染性胃腸炎が出てみたり。
感染症のオンパレード状態になっていて、パッと見ただけではとても鑑別が付かないことも少なくありません。
例年ならばあまり多くはやってないインフルエンザ検査や血液検査も、今年のような状況では必要性がかなり高まっています。
年度末で卒業・卒園をはじめとする行事が沢山あるとは思いますが、くれぐれも無理をしないようにご注意くださいね。