にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

むつ市のインフルエンザワクチン終了です

2013-02-27 18:23:31 | お知らせ
むつ市のインフルエンザワクチン助成事業は2月末で終了のため、どんぐりでの接種は今日が最終日でした。
3月に入っても、是非との希望があった場合には1回3,600円で行いますが、ワクチン入荷が困難になった場合はお断りすることになります。
なお、麻しん風しんの2期(年長さん)、3・4期(中1、高3)も3月末までが期限ですので、接種していない方はお急ぎください。

元気に診療しま~す

2013-02-25 08:45:58 | つれづれ
一昨日を休診にして、昨日東京マラソンを走ってきました。
少し肌寒いものの晴天の絶好のマラソン日和でした。
雪が降ってからも恐山ランや筋トレを続けていた成果なのか、昨年の北海道やアップルのように後半ヘロヘロになることもなく、東京タワー、雷門、スカイツリーなどの景色も楽しめました。
帰りの新幹線が雪の影響で40分ほど遅れましたが、無事むつに戻ることもでき、今日から元気に診療再開です!

いろいろ流行ってきたみたいです

2013-02-22 09:28:52 | 病気のはなし
巷で「インフルエンザ大流行!」と言われているほどには小児の間では爆発的な増加にならずに、少しずつ収束してきているようです。
おそらく「発症から5日間出校・登園停止」の新しい基準の効果と思われます。
一方で、インフルエンザ陰性の高熱疾患が次第に増えてきていて、その中の一部はアデノウイルス感染症のようです。
39℃前後の発熱を認める割には比較的元気がよく、赤くなった扁桃腺に白い膿のような浸出物が見られるのが特徴です。
これに目が真っ赤になるのがつくと咽頭結膜熱(俗称プール熱)と呼ばれるタイプになりますが、どんぐりではこのタイプは認めていません。
ほかにも一時減っていた胃腸炎が再増加していたり、マイコプラズマと思われる気管支炎がパラパラ出ていたりと、いろいろな疾患が流行しているようです。
あれっ、どうしたかな?と思ったら、無理な登校登園はさせずに症状の変化をよく観察し、必要に応じて(症状が増える・強くなる・長引くなど)受診をするようにしましょう。

関東地方に行くときは風疹ワクチンを!!

2013-02-20 08:41:26 | 病気のはなし
テレビなどでも取り上げられている風疹の流行ですが、今年は昨年以上の大流行の様相です。
20~40代の男性が中心で、地域的には東京都を中心とする関東地方での報告が多数を占めています。
関東地方に行く予定のある方は、是非ワクチンを接種するようにしましょう。
該当する年代の人は、麻疹ワクチンも1回しか接種していない場合がほとんどなので、麻疹風疹混合(MR)ワクチンをお勧めします!!

空間除菌剤「ウイルスプロテクター」は危険!!

2013-02-19 07:43:08 | お知らせ
首からぶら下げるだけで、塩素の力でウイルスや菌を除菌できるとの触れ込みで、あちこちで目にするようになった「空間除菌剤・ウイルスプロテクター」ですが、使用している人がヤケドをする報告が相次いだため、国(消費者庁)が2/18に「使用中止の呼びかけ」を行い、近く厚生労働省が業者に自主回収を指導する方向とのことです。
もしすでに利用している方がいれば、速やかに使用を中止しましょう!
詳しくは消費者庁からの「使用中止の呼びかけ」をご覧ください。

札幌雪まつり

2013-02-12 12:23:10 | つれづれ
連休を使って、23年ぶりに札幌雪まつりを見に、実家に帰省してきました。
弘前に住んでいたころには雪灯籠まつりもありましたが、本家はさすがに雪像がでかい!
でもって、思いっきり寒~い。(>_<)
ただ、昔(もう20年以上前)と比べると、やたらと出店が多く、大雪像が少なくなったような気がします。
観光としては、ただ雪像見るだけよりも、食べたり、お土産買ったりする方がいいのでしょうね。

そして今朝むつに戻ったら…
自宅が雪まつり状態になっていました。(T_T)

CATSが仙台にやってくる

2013-02-09 11:15:46 | つれづれ
劇団四季のミュージカル「キャッツ(CATS)」がこの春から仙台で上演されることになりました。
オープニングは4/23で、今日から四季会員先行予約が開始されました。
にれっちも以前から会員なのですが、一番近くて東京なので、これまで数回観に行っただけでした。
というわけで、今日さっそくチケットをゲット!!
GWに連れ合いと一緒に仙台までドライブ&ミュージカルです。v(^-^)v

初心に戻って

2013-02-05 14:38:07 | つれづれ
どんぐりは小児科のほかにアレルギー科を標榜しています。
適切なアレルギー診療を行うために、アレルギー学会の専門医の資格を取得し、その資格の更新のために、学会誌や専門書籍を読んだり、学会に参加したりで勉強を重ねていました。
しかし、昨春から大学生となり心理学の勉強をしてみて気づきました。
独学は、「興味ある分野」ばかりに偏ったり、「知っている」という先入観で学び方が浅かったり、「忙しい」という理由で滞ったりなど、どうしても不十分になりやすいということです。
そこで今年は初心に帰って集中的にアレルギーの勉強をすることを決意し、8月に横浜で行われる「相模原臨床アレルギーセミナー」という3日間の缶詰研修に参加することにしました。
たった3日間?と思われるかもしれませんが、一流の講師陣によってアレルギー疾患の基礎から臨床までの濃い内容の総計24時間の研修です。
おそらく頭がパンクするようなハードな3日間になると思いますが、初心に戻って学び直してきたいと思います。