インフルエンザB型が猛威を振るっている中、胃腸炎症状(嘔吐や下痢)で来院するお子さんが増えてきました。
県の感染症週報では、4/16~22の週が前週に比べて100人増しと、全県的な流行のようです。
全国的な情報では、ノロ・ロタ・アデノなど各種のウイルスの報告があるようです。
いずれにしても、胃腸炎を治す(ウイルスを殺す)薬はありませんから、対症療法で治るのを待つことになります。
脱水を恐れて一度にたくさん(子どもならコップ半分でも多過ぎ)の水分を与えたり、栄養を摂らせようと無理に食事をさせたりすることは、逆効果です。
氷をなめて溶けた水分を飲むイメージで、最初はスプーンで舐めるように飲むことがポイントです。
水分も、単なる水や麦茶などより、経口補液と呼ばれるものが望まれます。
OS-1やアクアライトなどという名前で薬局で購入することもできますが、自宅で簡単に作れるのでレシピを覚えておきましょう。
水(ぬるま湯)1Lに対して、砂糖40g(大さじ4)に食塩2-3g(小さじ1/2程度)が基本で、あとは好みに応じてレモンやグレープフルーツ(カリウム補給のため)を絞ってもいいでしょう。
ちなみに当院では、外来治療上は特段の必要がないので(病院や施設では院内感染対策等のために行っている場合もあると思いますが)、ノロウイルスの迅速診断キットは準備していません。
希望されても検査はできませんので、予めご了承ください。
県の感染症週報では、4/16~22の週が前週に比べて100人増しと、全県的な流行のようです。
全国的な情報では、ノロ・ロタ・アデノなど各種のウイルスの報告があるようです。
いずれにしても、胃腸炎を治す(ウイルスを殺す)薬はありませんから、対症療法で治るのを待つことになります。
脱水を恐れて一度にたくさん(子どもならコップ半分でも多過ぎ)の水分を与えたり、栄養を摂らせようと無理に食事をさせたりすることは、逆効果です。
氷をなめて溶けた水分を飲むイメージで、最初はスプーンで舐めるように飲むことがポイントです。
水分も、単なる水や麦茶などより、経口補液と呼ばれるものが望まれます。
OS-1やアクアライトなどという名前で薬局で購入することもできますが、自宅で簡単に作れるのでレシピを覚えておきましょう。
水(ぬるま湯)1Lに対して、砂糖40g(大さじ4)に食塩2-3g(小さじ1/2程度)が基本で、あとは好みに応じてレモンやグレープフルーツ(カリウム補給のため)を絞ってもいいでしょう。
ちなみに当院では、外来治療上は特段の必要がないので(病院や施設では院内感染対策等のために行っている場合もあると思いますが)、ノロウイルスの迅速診断キットは準備していません。
希望されても検査はできませんので、予めご了承ください。