にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

胃腸炎が流行しています

2015-05-26 16:06:01 | 病気のはなし
中学校の体育祭、小学校の運動会は無事終了しましたね。
みんな一生懸命練習をして頑張ったと思いますが、その反動もあるのでしょう、風邪や胃腸炎が流行しています。
特に胃腸炎の症状(嘔吐や下痢)で来院するお子さんが多くなっています。
嘔吐は比較的軽くて数回程度で済むことがほとんどのようですが、初期に発熱を伴うケースが多く、その後数日下痢が続くので、疲れた体には堪えるようです。
「朝は熱が下がっていたので…」と登校・登園させて、発熱や下痢で元気がなくなり早退して受診というパターンも見られています。
症状が落ち着いた、というのは丸一日大丈夫なのを確認してからですので、焦らずに回復を待ってあげてくださいね。

子どもたちにライフジャケットを!

2015-05-25 16:16:08 | つれづれ


これから夏に向かって行くと心配なのが水の事故ですね。
小学校の先生が水の事故防止のために活動されているのを知り、早速皆さんにご紹介しようと思いました。
水辺に行くときはライフジャケットを!!
子ども用のライフジャケットは、釣具店やアウトドア用品店、さらにAmazonや楽天などのネットショップでも購入できます。
安価な物なら1,500円程度からあるようなので、この夏のウォーターイベントには是非ライフジャケットを準備しましょう!!

詳しいことは「子どもたちにライフジャケットを!」のHP(下のバナーをクリック)をご覧ください。
 

全日本マラソンランキング

2015-05-22 12:11:44 | トレーニング&ダイエット
2014年度に日本陸連公認コースを使用して開催されたフルマラソンの記録を年代別にまとめた「全日本マラソンランキング」が発表されました。
2月の東京マラソンで念願のサブ3.5を達成できたので、昨年の841位/5646人中から591位/5934人中にランクアップできましたが、それでもまだまだハイレベルの方々が沢山います。
「いつかは100位入賞」を目指して、これからも頑張りま~す!

自転車だから・・・では許されません、安全運転しましょう!

2015-05-20 09:10:55 | つれづれ
2013年9月にもブログアップしましたが、自転車による事故が後を絶たないため、道路交通法による規制がどんどん強化されています。
来月6月1日からは取締りが強化されるとともに、自転車運転者講習(3時間、有料)が導入されることになりました。
以下にあげる14項目に該当する行為で、違反取締りや交通事故を3年間に2回以上繰り返した場合に適用されます。
 1、信号無視
 2、通行禁止違反
 3、歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
 4、通行区分違反
 5、路側帯通行時の歩行者の通行妨害
 6、遮断踏切立ち入り
 7、交差点安全進行義務違反等
 8、交差点優先者妨害等
 9、環状交差点安全進行義務違反等
 10 指定場所一時不停止等
 11 歩道通行時の通行方法違反
 12 制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
 13 酒酔い運転
 14 安全運転義務違反

いままで気にせずやってしまっている走行が違反になるので注意する具体例を挙げると、
 ・道路の右側走行禁止
 ・歩道走行原則禁止(13歳未満の子どもや、70歳以上の高齢者、体の不自由な人を除く)
 ・やむを得ず歩道を走るときは徐行(あくまで歩行者が優先)
 ・一時停止の標識(止まれ)では、一旦止まって足を地面につけなくてはならない
 ・一方通行路で「自転車は除く」という条件がついていない場合は進入禁止
 ・携帯電話やイヤホンで音楽を聞く等のいわゆる「ながら運転」禁止
 ・などをさしての片手運転禁止(雨のときはカッパ着用)
 ・並走(横並びに走る)、夜間の無灯火飲酒運転の禁止
などがあります。

自転車も歩行者から見れば十分危険ですし、車から見ればルール無視の多い車両です。
事故を起こさない、事故に巻き込まれないためにも、安全運転を心がけましょう。
また、可能な限りヘルメットを着用することや、自転車用の保険に加入することも大切ですね。

2015.6.1訂正
 「自動車の青切符にあたる」というのは正しくない表現のため削除しました。

感染症があれこれ小噴火中です

2015-05-18 11:08:18 | 病気のはなし
水痘の大流行以来大きな流行はないのですが、あちこち散発的にいろいろな感染症が見られています。
少し前までは感染性胃腸炎、溶連菌でしたが、このところ伝染性紅斑(りんご病)、アデノウイルス、マイコプラズマなども散見されています。
運動会等の行事もあってちょっと無理をして登園登校しているケースもあるようですが、症状の遷延や合併症リスクの増大のみならず、感染の拡大にもつながるので注意してくださいね。
どんぐりの感染症情報は >>> 院内感染症サーベイランス
青森県の感染症週報は >>> 青森県感染症発生動向調査
から見ることができます。

スプレー缶の穴あけ回収は危険が伴います

2015-05-13 12:16:52 | つれづれ
今日ネットのニュースを見ていたら
スプレー缶穴開け引火、また札幌で死亡火災  処理法で自治体と環境省、異なる見解
という記事が目に留まりました。

その中には、
環境省は昨年度、全国の自治体に「市民が穴開けしないようにすることが望ましい」と通知
という記載があるのですが、残念ながら我がむつ市では、いまだに穴あけ回収を指示しているようです。
今回事故が起きた札幌市では「穴あけに不安を感じる場合は消防署に持ち込めば回収してくれる」という制度があるようですが、周知不足の面もあったようです。
むつ市でも、悲惨な事故が起きる前に、何らかの対応をしてもらいたいですね。

 ※追伸  早速市のHPの お聞かせください「あなたの声」 に意見を送ってみました。

ハルガヤが…

2015-05-12 08:36:45 | 病気のはなし
今朝周りの景色を見ながらゆっくりペースでジョギングしていたら気づきました。
ハルガヤが大分伸びてきています!
ということは、まもなくカモガヤも追いかけるように伸びだすでしょう。
イネ科の花粉症のある方、ノンビリ構えている場合じゃないようです。
抗アレルギー剤の内服は、症状が出ないうちに始める方が効果が高いので、そろそろ予防を始めましょう。