にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

今年の診療を終了しました

2016-12-28 14:10:18 | つれづれ
本日をもって今年の診療を終了しました。
今年の年末年始は、人員不足からなかなか年休も取れないでいる職員への対応のため、12/29木~1/5木までの8連休とさせていただきます。
この一年間の診療では至らぬ点も多々あり、皆さんにご迷惑をおかけしたこともあるかと思いますが、来年はそうした課題を一つずつでも改善できるように努力をしていきたいと思います。
皆さんどうぞ良い年末年始をお迎えください。
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言葉遊びではなく、本当に「二度と戦争はしない」国であるように

2016-12-28 11:28:30 | つれづれ
安倍総理大臣が真珠湾に行って「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は静かな誇りを感じながら、この不動の方針をこれからも貫いてまいります。」とスピーチしました。
しかしその一方で南スーダンの問題に対しては「テロ対策特措法第二条第三項の「戦闘行為」とは、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為をいう。テロ対策特措法第二条第三項の「国際的な武力紛争」とは、国家又は国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いをいうと考える。」と国会で答弁しています。
戦争と戦闘・戦闘と武力衝突は違う、国と国もしくは国に準ずる組織の間の軍事行動でなければ問題がない
これでは単なる言葉遊びであって、「武力をもって問題の解決を図る」ことはなくなりません。
リップサービスとしての「二度と『戦争』はしない」ではなく、「問題の解決に武力は用いない」という決意を持たねばならないのだと思います。
そしてそれは政治家の話ではなく、私たち一人一人の決意でなくてはならないのだと思います。
2017年がその第一歩となる年になるよう、一人一人ができることを積み重ねていきましょう。
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自分が大切、だからこそ・・・

2016-12-25 21:54:32 | つれづれ
「自己満足」って聞いてどう感じますか?
思わず顔をしかめてしまったあなた、「自分さえよければ」っていう自己チューなイメージを持っていませんか?
でもね、本当はこの言葉はもっと深い意味を持っていると思うのです。
同じように「お互い様」と「当たり前」という言葉も誤解されているように感じています。
自分が満足できるっていうのは、単に自分が精いっぱいやったってことだけではなく、それが他人に喜ばれるってことで生まれるのではないでしょうか?
自分の存在が、自分の行いが、誰かの役に立っている・・・素敵ですよね。
そうした満足感が得られるのは、他人があってこそのこと。
だからこそ、お互いを大切にする「お互い様」と、お互いが力を合わせて補い合うことの「当たり前」があって、本当の「自己満足」が得られるのではないのかなぁ。。。

極楽(天国)と地獄には、同じように潤沢な食べ物と長~い箸があるのだそうです。
その箸を使ってどうやって目の前のご馳走をお腹いっぱい食べられるのか。。。
互いに食べさせあう極楽(天国)と、自分だけがと争って結局ありつけない地獄と。
あなたはどっちの世界を選びますか?

失われてよい命など一つもありません。
救うことのできる命ならば、力を合わせて守らなくてはいけません。
もし自らのために消えていく命があるのならば、それに感謝をしなくてはいけません。

この世から「誰が一番」とかいう無意味な競争が無くなるように、小さなことでも一つ一つ積み重ねていきたいと思います。
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どんぐり通信No.154をアップしました

2016-12-20 15:31:48 | お知らせ
どんぐりのHPに通信No.154(2017年1月号)をアップしました。^-^
 >>> 中身を見るのには、ここをクリックしてね
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一部の学校で?流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行中

2016-12-19 14:04:25 | 病気のはなし
とある小学校で流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しているようです。
これから冬休みに入ると交流範囲が学校の枠を超えて広がるので要注意です。
いままで流行性耳下腺炎に罹ったことのない人でワクチンを接種していない人は、なるべく早めにワクチン接種をすることをお勧めします。
ちなみにインフルエンザは今のところ下北地区では目立った発生を見ていないようですが、こちらもこれから流行が懸念されます。
マイコプラズマや感染性胃腸炎、溶連菌、アデノなど、多数の感染症が出ていますので、うがい・マスク・手洗いなどはしっかり行って予防するとともに、十分な睡眠と栄養摂取で抵抗力を保ちましょうね。
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インフルエンザワクチン土曜集中接種が終了

2016-12-17 15:24:05 | お知らせ
今シーズンのインフルエンザワクチン土曜集中接種は、本日をもって終了となりました。
水曜・金曜昼の専用枠も年内(12/28まで)で終了し、1月は通常ワクチン接種枠でのみ受付となります。
県内も上北や西北五地区で流行期に入ったようですから、下北での流行開始も間もなくと思われます。
小児では2回接種終了後2週間程度立たないと抗体価が十分に上昇しないとされているので、なるべく早く接種を済ませるようにしましょう。
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絵に描いた餅の「世界一厳しい安全基準」なんていらない

2016-12-14 16:39:50 | つれづれ
東奥日報WEB版に出た記事です。

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「規制委、原燃に安全管理是正命令」
日本原燃による青森県の六ケ所ウラン濃縮工場の安全管理に組織的な問題が発覚したことに関し、原子力規制庁は14日午前、保安検査の結果を原子力規制委員会に報告した。石原準一副社長をトップとする全社組織「安全・品質本部」が9月、対応が終わっていない項目があるにもかかわらず、組織改正などで対応済みとする事実と異なる評価書を作成し、工藤健二社長や社内の監査室も見過ごしていたことが判明したとした。
規制委は「自ら定めた業務プロセスに沿わず、是正を妨げた極めて重大な問題」とし、原燃に原因究明と是正措置の報告を求める命令を出すことを決めた。
ウラン濃縮工場をめぐっては、2015年度の保安検査で放射性廃棄物の不適切な管理が発覚。さらに改善の主体となる社内組織が十分に機能していないことも分かり、規制委側が再三にわたって原燃に早期改善を求めていた。
規制庁による本年度第3回保安検査(11月21日~12月9日実施)では、安全・品質本部が事実と異なる評価書を作成し、意思決定過程の記録もないことを確認。14日の定例会合で規制委の田中俊一委員長は「(原燃の)組織全体に相当問題がある」とし、改善の必要性を強調した。
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机上の安全対策だけ積み重ねて避難計画の実施が現実的にできるかどうかも問わないような原子力規制委員会の「安全基準」も不十分だとは思いますが、嘘や出鱈目な管理を行ったのでは全く箸にも棒にも掛かりません。
やはり今の日本では原子力は持ってはいけない力のようですね。
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「アレルギーがあるか検査したい」は全額自費になる可能性があります

2016-12-14 10:37:56 | 病気のはなし
年度末が近づいてくると「アレルギー検査希望」という問い合わせや受診が増えてきます。
保育園や学校などが、不正確な知識から「検査を受けてください」と指示している場合もあるようですが、厚労省や文科省が出しているマニュアルには「アレルギー疾患と診断された児に特別な配慮や管理が必要であると、保護者から申し出があった場合に生活管理指導表を医師に作成してもらう」となっていますので、単にアレルギーがあるというだけで生活管理指導表が必要になるわけではありません。
また除去の根拠についても「食物アレルギーを血液検査だけで診断することはできない。実際に起きた症状と食物負荷試験などの専門的な検査結果を組み合わせて医師が総合的に判断する。生活管理指導表にはアレルギー検査のデータ等は記載する必要はない」と明記されています。
食後に全身に蕁麻疹が出た、特定の食品・食物を摂取すると不快な症状が出るなど、食物アレルギーを疑わせる経過や症状がある場合には、診察の上で必要と判断すればアレルギー検査(血液によるRAST検査など)を行う場合がありますが、検査の陽性・陰性で病名や治療法が決まるわけではありません。
RAST検査は血中に特定の食物に対するIgE抗体があるかどうかを調べるものですが、IgE抗体の数値だけでアレルギー症状が出るかどうか、また出るとしてどの程度かが判断できるわけではなく、陽性でも全く症状がなかったり、陰性でも摂取ができない場合もあります。
また過去にはRAST検査で陽性になっただけで摂取禁止(除去食)という安易な対応がなされていた時代がありましたが、現在では食物アレルギーがあっても可能な限り摂取させる方向で治療するのが主流になってきています。
食物アレルギーの心配がある場合には、まずは主治医とよく相談をするようにしてください。
ちなみに、食物アレルギーが疑われる経過や症状がないのに検査を希望する場合には、健康診断と同様に健康保険がきかない自費診療となりますので、その点にもご注意ください。
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今年も残すところ3週間

2016-12-12 11:10:19 | つれづれ
12月も中旬に入り、今年も残すところあと3週間となりました。
インフルエンザの声が聞こえてはきましたが本格的な流行にはなっておらず、まだマイコプラズマや胃腸炎が主体のようです。
気温が氷点下になったり温かくなったりと不安定なうえに、カラカラと空気が乾燥しているので、うがい・マスクなどのケアをしっかり行って感染予防に努めてくださいね。
ワクチンは接種後(子どもは2回の接種後)2週間位しないと十分な効果が出てきませんから、まだの方は早めに接種を済ませるようにしましょう。
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チャイルドシート不使用、子どもだけ車内に残す、いずれも虐待とおなじです

2016-12-01 21:08:36 | 病気のはなし
今日ネットで二つの悲しいニュースを読みました。

1つ目は「助手席乗車中に事故 3歳男児が重体」(関西テレビ 11/29(火) 23:44配信)
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京都府亀岡市三宅町の交差点で29日午前9時すぎ、軽自動車2台が衝突する事故がありました。
この事故で、片方の車に乗っていた3歳の男の子が意識不明の重体となったほか、男の子の母親で軽自動車を運転していた20代の女性と、別の軽自動車を運転していた60代の女性が軽傷です。
警察によると、男の子が乗る車の後部座席にはチャイルドシートが設置されていましたが、男の子は助手席に座っていたということです。

2つ目は「車のパワーウインドーに首挟まれたか、2歳男児が心肺停止」(TBS系JNN 11/30(水) 22:24配信)
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新潟県上越市にあるスーパーマーケットの駐車場で30日夕方、2歳の男の子が車の窓ガラスから首を外に出し、ぐったりした状態で見つかりました。現在、心肺停止の状態です。
30日午後6時半前、新潟県上越市にあるスーパーマーケットの駐車場で、20代の母親が買い物を終えて軽乗用車に戻ったところ、2歳の次男が左の後部座席の窓ガラスから首を外に出した状態で、ぐったりしているのを見つけました。次男は心肺停止の状態です。
警察によりますと、事故当時、後部座席には長男と次男が乗っていました。エンジンはかけられたままで、母親が離れたのはおよそ10分でした。警察は、何らかの原因で次男が車のパワーウインドーに首を挟まれた疑いもあるとみて詳しく調べています。

いずれも親がきちんと対応していれば、1つ目のケースは親と同じく軽症で済み、2つ目は何も起こりえなかったはずです。
どうして同じパターンの事故が繰り返されるのでしょう?
「そんなことがあるとは知らなかった」はずはないでしょう。
ニュースで見たり、育児雑誌で読んだりした事故は、次は自分のところで起きるかも?
そう意識できないことこそが 「親の不注意」 なのです。

そしてこれは「不適切な養育」にも該当するので、虐待の一つであるとさえ言えるのです。
大切な我が子を守るため、ぜひもう一度見直してみてくださいね。
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