カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

ビアホールでランチ。

2013-11-02 17:11:27 | ランチ/カフェ
四条河原町から1本北のろぉじ(路地)を東に入ると、
まだ昭和の匂いがするお店が何軒か残っています。
その中の1軒、「ビアホール ミュンヘン」に行ってみました。



河原町の東、鴨川の西。間に木屋町通があります。東西には何本も路地があり、
近代的になってしまった表通りとは、ちと違う小さなお店が並んでいます。


ここは1934(昭和9)年創業の喫茶店。

「築地」
つきじと言っても市場じゃありません。京都で初めてウィンナーコーヒーを
出したお店。店名は俳優を志していた創業者が、日本初の新劇専門劇場
「築地小劇場」に因んで名付けたそうです。
当然、子供の頃からある見慣れた店なんですが、入ったことはありません。
外観は、レトロですが異質な個性?(^_^ゞ
店内もアンティークで、タイムスリップしたような空間だそうです。
一度入ってみても良いのですが、どうも接客態度に問題があるようで・・・
口コミや2チャンではボロクソだとか!
本当だとすれば京都のおもてなしの心は?今度確かめてみようかな。


いっぽうここは、おもてなしがウリだと言うお店。



「志る幸」
おしるこを出す甘党のお店?・・・じゃないです。和の香だだよう汁の店。
“汁もの”は常時10種類以上、ひと手間かけた京料理もいただけるとのこと。
創業は1932(昭和7)年と、京都ではまだ比較的新しい料理店ですが、
店舗は幕末に活躍した勤王の志士とも関わりがある歴史的なもののようです。


さてさて、それでは「ミュンヘン」へ。


ここも昭和の空気が流れています。と言っても1952(昭和27)年創業。
私らと同じ年月を過ごしてきたことになります。(^_^ゞ
戦後すぐ、製麺・製パン業を営み、昭和23年四条大宮にて、
グリル「エーワン」を開業。その後、同27年に、当地にアサヒ生ビールと
一般洋食の店舗「ビアホールミュンヘン」を開設って経緯。

未成年の頃は、大人になったら・・・って思っていたのが、アルコールが
苦手!そんなことで今に至るまで入ったことのなかったお店。
洋食、ランチもなかなかイケるってことで来てみました。



ほんとはね、家内がもらったここの生ビール券、この日が期限だったので(^_-)

“誤表示”ちゃうやろな・・・


繁華街のど真ん中?一等地にある店なのに、ランチは680円~880円。
コーヒーor紅茶を付けてもプラス150円と、リーズナブル♪
『ランチメニュー』



ビールを頼めばポップコーン、ランチにはラーメン(中華そば)が付いてくる。
ここの伝統?こだわりかな?(^_^ゞ





結局、私は運転があるのでノンアルコールビア。和牛肉タレ焼き定食を、
家内は昼間ッから小ジョッキ(無料サービス券で)とミックスピザ。

長くやっているお店ってやはりイイですね。店内はレトロで落ち着いているし、
フロアスタッフもベテラン男性が仕切っていて、安心感があります。
客層は老若男女さまざま(ちょっと高年齢)、さすがに子供の姿は無かった。
常連さんが多いのでしょう、観光客はあまり来ないのだろうけど、
旅慣れた方なら見逃さないようなお店ですね♪


ぷはぁ~、昼間ッから飲んだノンダ、ノンアルコール!


2013.10/27、ビアホール ミュンヘンにて。