カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

大東京にて古きを味わう

2008-11-26 23:44:53 | ふぉとスケッチ
今回の東京行脚は、知り合いの家を訪ねてのこと。
これと言った目的も無く・・・
落ち着いたイイ街だよと言うことで、周辺を散策してみることに。

近くは閑静な住宅街、大邸宅も並んでいて、相当高級住宅街もある。
芸能人の家も幾つかあるようで、松任谷家(正隆・由実夫妻)も住まれてるとか。



これは、岡本八幡宮の門前にある石燈篭。地震で倒壊したのを
新たに寄贈されたとのこと。
そんな話しをしてくれたのは、道端の掃除をされていた初老の方。
「何方から?」と聞かれて、「京都から」と答えると
何と僕と生まれた地域が同じ・・・
東京の片隅で同郷の人と出逢うとは、奇遇でした。



この方、実はこの「岡本公園 民家園」をシルバー雇用で
お世話されてる方でした。
もうすぐ開園するから見ていったらと勧められ、入ってみることに。





江戸中期に建てられた古民家や土蔵を集めて移築され、民家園として
開放されてとのこと。
古いものだが所詮、江戸時代。京都と較べるとね…と先ほどの親父。



家の中へも自由に入って、当時の生活ぶりを感じることができる。



まだ、神さんと一緒に暮らしてた時代・・・



今のようにお金で便利を買えなかった時代、
工夫や智恵にあふれた道具達が暮らしを支え、豊かにしてたのだろう。



東京まで来て、こんなまったりした気分を味わえるとは・・・















この民家園がある岡本公園、湧水を利用してホタルの繁殖もされてる。
住宅街を流れる小川(丸子川)は、自然の形を保存して
岸は土のまま。僕らが子供の頃に遊んだ小川のようだ。
生き物もいっぱい居るに違いない。話では鮒が普通に泳いでるとのこと。
近くには公園が点在し、とても羨ましい環境。東京を見直しました。




散策を続けてると、このすぐ近くに静嘉堂文庫と言うのを発見。



静嘉堂文庫は、三菱財閥の二代目・岩崎弥之助(いわさき・やのすけ 1851-1908)が収集した
日本や中国の貴重な古典籍を保存し、研究者に公開することを目的として、弥之助の嫡男で、
四代目の岩崎小弥太(いわさき・こやた 1879-1945)によって建てられました。
静嘉堂の名称は『詩経』の句から採った弥之助の堂号です。
岡本静嘉堂緑地には、 三菱財閥ゆかりの岩崎家玉川廟もあります。
(近代建築散策より引用)











散策はまだまだ続きます。