カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

のの花 vol.1

2007-04-19 18:51:37 | 花だより
 猩々袴(ショウジョウバカマ) ユリ科





花の名の由来は、想像上の動物(猿)猩々の赤い顔に由来する
ロゼット条の肉厚な葉を袴に見立てたものらしい。
この花を見て「猩々」を連想するのは理解し難いが、
もともと赤い花もあるのだが、それでも猿の顔には見えない。
花の色は、赤、ピンク、白などがある。これは、薄紫だった。

ちなみに「猩々」とは、アニメ「もののけ姫」にも登場しますね。
能では赤い猿の面をつけて演じる演題があります。
全身赤毛で、人語を解し、酒が大好き とされている架空の動物である。






私が出会った 野にあるこの花は 
俯き加減で しなだれて 瑞々しく
とても清楚な感じのする花でした。

アップの写真は、下から覗き込むようなアングルで撮ったものです(得意技?)





耳菜草(ミミナグサ)  ナデシコ科

花の名の由来は、花のカタチが鼠の耳に似てるかららしい。

厳密に言うと写真の花はオランダミミナグサだと思われます。
オランダと付くのはヨーロッパからの外来種だから。
在来種のミミナグサとは、花の数や形、付き方が微妙に違う。
とても小さな花、ネット図鑑で調べるまでは、ハコベだと思ってましたw


野にあって、虫たちの小さな つぶやきを聞いているのでしょうか






大犬のフグリ(オオイヌノフグリ) ゴマノハグサ科

花の名の由来は、書かない方が良いかなぁ。
犬の陰嚢(フグリを文字変換してみて下さい)、この草の実が
ワンコのタマタマに似てるから・・・。オオって付くのは、これも外来種で
在来種とされているイヌノフグリより、少し大きいからかな。

実際は、とても小さな花で、気をつけて足下を見るとよく見かける野草です。
水色の四弁には、ブルーのラインが入っていて、お洒落じゃないですか。

人間に 何て名前を付けられ、何と呼ばれてるかを知らずに カワイソ
まあ、花にとって そんなこと何の問題でもありませんが・・・
この草も誰に何と言われようとも けなげに花を咲かせ、しっかり実をつけ
仲間を増やします。









姫踊子草 (ひめおどりこそう) シソ科

これは、良い名前をもらってますね。 私には少しおどろおどろしくも見えますが・・・
実は在来種のオドリコソウの名前をもらってます。これも帰化植物です。
少し小さいので「ヒメ」と付けたみたいですね。
ラッキ~♪と思ってるかどうかは、分かりませんが・・・
どちらかというとホトケノザ(三界草)の方に、似てると思うのですが。
最近ではホトケノザの生息域を侵略しているようにも思います。



兵庫県 丹波篠山にて 4月8日撮影



「やそう」カテゴリー、以前から作っておきながら やっと初投稿ですが
これからも折りに触れ、続けていきたいと思ってます。
野草と言っても身近な草花ですが・・・

ただ、名前の特定とか、難しくて大変です。間違いもあると思いますので
ご意見、ご教授の程、よろしくお願いします。