デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

桑野塾

2015-12-19 10:14:09 | お休み日記
昨日一日休んだので体調はすっかり元に戻る。今日は日の出にあわせてベイサイドへ行く。日の出前のちょっと赤富士もくっきりと見えた。今シーズン初めて日の出ドラマを見る。雲から顔を出してからぐいぐいと昇っていくところは迫力があるし、元気がもらえる。
昨日無事「石巻学」入稿という連絡を荒蝦夷からもらう。18日入稿で26日発行という年末とは思えないスケジュールにも驚いたが、昨日の入稿までもすごかった。さすがプロの仕事である。ゲラを見たが、いいものに仕上がったと思う。マスコミ用の献本リストを作成して荒蝦夷に送る。
LLBeanで頼んだジャケットとパンツが届いたのはいいが、関税を3500円払わせられた。これじゃちっともメリットないよな、しかもパンツは冬用じゃないし・・・
11時過ぎに家を出る。今日はえぞ菊で味噌ラーメン。図書館に寄って本を返却、その後16号館教室へ。
今日の桑野塾は大野がいないので受付業務とかは武隈君と宮本さんに担当してもらう。前回はパソコンの設定などで手間取ったが、今回は簡単なもの。
今日はスタニスラフスキイと日本人サーカス芸人について自分が発表。これは結論はでていないのだが、かなり時間をかけて調べた件。いいところまではいっているような気がしているのだが・・・
前座のあとの斎藤さんのロシアバレエにおけるジャポニズムの発表は実に内容が濃かった。世紀末と今世紀初頭に演じられた三つのバレエ作品でとりあげられたジャポニズムをいろいろな角度から分析。いままでにないような手法での切り口だったのと、三つのバレエ作品のことでさえ知らないことばかりだったので、まさに沼辺さんが言っていたが膨大な情報となって我々の前に立ち現れた。今日は斎藤さんの発表の内容がジャポニズム、そしてバレエということもあり、初めて桑野塾という方が10人以上もいた。これもこれでたいしたことである。
いい会になった。ただ懇親会には10人のみの参加ということで金の鈴はちょっとがっかりモード。
23時前に帰宅。山道をのしのしライオン君が歩いているのに遭遇。暗がりででかいのが歩いているからちょっとどっきり。向かいから歩いてきたからしゃがんで手をさしのべて待っていたら、「ニャーン」と一声ないて通りすぎていく、つまり軽く無視されてしまった。

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1 コメント

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大島さま (Yozakura)
2015-12-21 17:56:35
 当日は時間の都合が付かず欠席したのですが、矢張り興味深い内容だったみたいです。このサイトの塾案内ポスターに掲載されていた「モスクワ芸術座が保存していた、日本の軽業師一座の興行案内チラシ」ですが、百年以上の時を経てみますと、実に面白い発見があります。

 図に、神社参りの際に納入する千社札のような挿絵が2枚あります。左上にあるのは、「千客万来、大入叶」。
 それに対し、右側の興行者一座の団体名表記の隣にあるのが、障子の上に乗って「おいで、おいで」をしている狐。大阪府南部の民間説話「人間の子育てをしていた狐と、その息子の別れ」に因んだもので、著名な和歌【恋しく場尋ね来てみよ和泉なる信太の森の怨み葛の葉】の引用ですね。

 【恋しくば多す根きてみよ】と書かれていますが、これは、興行宣伝とは関係ない下の句を省略し、見込み客の勧誘宣伝に、恐らくは、当時常套的に使用されていた興行界の口上であり、決まり文句なのでしょう。
 こんなありきたりのチラシまで、丁寧に保管しているとは、遣る気十分ですね、この団体も。面白いチラシでした。
 どうぞ、佳い年をお迎え下さい。
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