先週末5日・土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーバンタム級戦(王座決定戦):
村田 昴(帝拳)TKO9回2分46秒 山﨑 海斗(六島)
*これまで行ってきた全7試合のすべてを規定ラウンド内(KO/TKO)で終わらせてきた村田。対する山崎も9戦全勝(5KO)と白星のみを経験してきた選手。両者のレコードだけをみてもワクワクする一戦が実現しました。
予想以上にスリリングな試合の先手を取ったのは山崎。村田に右パンチを合わせ、上々の滑り出しです。3回、右フックでダウンを奪った村田でしたがそこから山崎が大きく崩れる事はありませんでした。徐々にペースを巻き返していった村田でしたが7回、山崎の右でお返しのダウンを奪われてしまいます。
意地の張り合いとなった一戦でしたが、最後は村田がその攻撃力とスタミナでライバルをとらえる事に成功。自身最長場の9回を経験した末に、パーフェクトレコードを更新。同時に自身初のタイトルを獲得しています。
面白い存在がアジア地域王者に誕生したスーパーバンタム級。2024年10月9日現在の、同級の王者たちは下記のようになります。
WBA:井上 尚弥(大橋/防衛回数2)
WBC:井上 尚弥(大橋/3)
IBF:井上 尚弥(大橋/3)
WBO:井上 尚弥(大橋/3)
OPBF(東洋太平洋):中嶋 一輝(大橋/1)
WBOアジア太平洋:村田 昴(帝拳/0)
日本:下町 俊貴(グリーンツダ/3)
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