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今年もやってるやってる~

拳 四郎が新旧対決を制す(日本ライトフライ級)

2015年12月28日 00時14分39秒 | 日本ボクシング
現地時間の数時間前(27日・日曜日)、京都・大山崎町体育館で行われた試合結果です。
日本ライトフライ級戦:
挑戦者拳 四朗(BMB)判定3対0(98-93x2、97-93)王者堀川 謙一(SFマキ)

*去る9月、7度目の様々な王座挑戦(日本国内、OPBF,WBCインターナショナル、同シルバー王座)を経て、44戦目にして念願の初タイトルを獲得した35歳の堀川に対し、挑戦者のプロ・デビューは昨年8月。前戦となるプロ5戦目ではWBCのユース王座を獲得しており、王者と挑戦者はまさに正反対のプロキャリアを歩んできました(といっても挑戦者のキャリアは1年ちょっと)。

気持ち的にはどちらかというと王者の勝利を願っていた一戦ですが、試合の方は開始早々から挑戦者がアマチュアで培った左ジャブ、右ストレートで先手を取っていきます。王者もしぶとく食い下がるのですが、アウトボクシングに加え、後半戦ではインファイトでも王者を上回った拳 四郎。明白な判定で大ベテランを破り、6戦目(全勝3KO)で日本王座奪取に成功しています。数日内に、同級の主要4団体の世界王座の内3つまでもが日本に存在する可能性のある同級戦線に(1つに減る可能性もありますが)、また面白い存在が加わったようです。

戦前から「勝っても負けてもこの試合が最後」と公言してきた堀川。試合後もその気持ちは変わらないようで、新年から第2の人生を歩んでいくことになります。2000年4月から始まった長いキャリアにピリオドを打った堀川選手、お疲れ様でした。

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