中島鳥山の猟(漁)日記

日本犬でヤマドリ猟をしてグレ・アオリイカ釣りも楽しんでいる自称田舎猟師もどきの日記です。H20年から猪の罠猟にも挑戦中。

九州のアカヤマドリ。

2024-06-28 05:52:48 | Weblog

今朝は朝から雨模様です。

5時前から大リーグをみる。

その間に犬達を小屋から出しておく、交通量も少なく雨の早朝なので人も通らず。

新聞でロトを確認するもまるでかすりもせず儚く消える、今日の夕方車検が出来るそうなので車を取りに行こう、早く元の生活に戻りたいものです。

朝食を済まし外へ出るとトラ子が玄関で座って居りクマ子は小屋に戻り寝転んでいましたトラ子を小屋に入れて雀用のパンを食べさせてやる。

これから降水帯が来るのだろうか?。

さて猟に関心のある人なら知っての通り日本の名鳥のヤマドリは北海道には居ないのだが青森から鹿児島までの日本列島には住んで居て昔から和歌にも詠まれている鳥です。

住む場所が山の奥目なので街中や都会の人の中には見たことがない人が多い鳥です。

その証拠に所さんのポツンと1軒屋でヤマドリが撮影スタッフの車を追って走って来た時に物知りの林先生やゲストまでキジ?と言ったりしていて誰一人とヤマドリを知らない場面が有りました。

その山鳥ですが生息環境により体色にかなりの違いが有ります。

日本列島が出来てから北海道から四国・九州と海で遮られて歩きが専門のヤマドリが飛んで行き来が出来ないため固有亜種がキタヤマドリ・四国ヤマドリ・ウスアカヤマドリ・アカヤマドリ・腰白ヤマドと別れています。

動物や鳥類はおおむね南方程色が鮮やかで北へ行くほど浅い色合いに成ります、ただ体の大きさは北の方が大きい様です。

で、イノシシ猟に関心が無かったサラリーマン時代にはそのヤマドリ猟に夢中に成りました、四国の我が徳島県内は四国ヤマドリが殆どで極まれにウスアカヤマドリが居ます、気温が高く海に近い雨の多めの地域にいます、わしも剥製にしたことが有るので言い切ることが出来ますが写真は撮っておらず。

高知南西部や愛媛の南西部、山口県の九州寄りの海岸線、和歌山、三重県の海岸線、伊豆諸島や千葉県の海岸線にも居るようです。

佐渡島はもともとヤマドリはいなかったようで放鳥したのがウスアカヤマドリだったので寒い地方には珍しくウスアカヤマドリ系だそうです。

四国ヤマドリを日本犬系で多く撃ち自信が出てきたころに九州のアカヤマドリを撃ちたくなり猟雑誌で知り合った香川県のTさんUさんと八幡浜で落ちあい大分へ出かけました、陽を浴びて飛ぶ姿を見たり実際に落としてその色合いを見て感激しました、以後20年間アカヤマドリを求めて大分宮崎まで毎年通いました。

でアカヤマドリを100羽程撃ちました、アカヤマドリについては徳島県の猟師で九州に住んだことがある人以外ではわしが一番詳しいはずです?。

和歌山へも2年くらいウスアカヤマドリを狙っていきましたが7羽位しか撃てず、悔しい思いをした記憶が有ります。

キタヤマドリは撃った事なし、猟を通じての茨城の友人が1羽送ってくれました。

尾も黄色っぽい薄い色合いの鳥でした。

鳥猟をする人なら1度位は九州のアカヤマドリを目指してください、四国とは大違いですよ。

綺麗と思うのは人の主観にもよりますがわしは1猟期に3度も遠征したことも有りました、猟はいいもんですね。

35年も前に撃ったアカヤマドリの尾です、色あせたが四国とは全然違います。

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一振りで仕留める。 | トップ | 車検が終わる。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事