昼に買い物中に弟子の〇君から電話が来る。
わしの投稿を見て状況を確認してくれたようです、平成28年に環境省より各県に銃猟禁止区域内での止めさしは特例を除き基本的に銃を使うことは出来ないとの通達が有ったそうです。
〇君が県の狩猟関係部署に就職しているので確かな情報です。
わし自信も4年前に県の担当者の人に銃を使えないことは聞いてはいたのですが、それでも納得がいきません。
その時にもし鳴門の猟友会が有害駆除で銃と檻だけでなくて括り罠でも駆除が出来るように成れば特例で止めさしに銃で撃てるように出来るだろうと言ってくれました。
所がこれが難関で有害駆除員は狩猟免許を取り各地の猟友会に入会しても其処の猟友会の規模や被害状況や範囲、所轄市町村の予算等の関係も有り、有害駆除員の数は限られているので順番待ちに成っています。
もし仮にわしが買うロトで大金が当たり、海釣りと山の猟が出来る県南の暖かい場所に豪邸を建てて移住したとします、そしてそこの猟友会に入会したとしても58年の猟歴にキジとヤマドリを合わせると700羽撃ち、括り罠でも700頭近く括っている実績が有っても有害駆除員には直ぐには成れません。
たまたま欠員でも有れば成れるかもしれないが普通は順番待ちです。
で、元に戻ると、わしの所属する猟友会の有害駆除員の大多数が檻猟の人たちです。
わしが括り罠も有害駆除で出来るようにしようと言っても国会で共産党が自民党と多数決の決済を取るようなもので話になりません。
本当は農家の人のためにイノシシを獲るのは括り罠の方が獲れるのを知っているのだがうがった見方をすると有害駆除で括り罠をするようにすれば檻猟師が不利になり?イノシシの捕獲駆除費用の取り分が少なくなるので括り罠に反対をするようです。
イノシシを獲ると小遣いに成るのならそんな気も起こるでしょうね?。
また全国の多くの猟友会で有害駆除費を不正請求する不祥事が起きています。
それ以外にはわし個人に対する嫌がらせもある事でしょう、罠猟を始めて1年目にイノシシを35頭捕獲したら次の年に我が家の裏山が徳島県で初めて銃猟禁止区域内での括り罠禁止という区域が出来ました、(県にはわしの意見も聞いていただいたが)嫌われたものです。
ま、それから意地になり近くの大きな猪を全部取ってやる位の気持ちで括り罠を頑張りました。
所で今日のニュースでハクビシンやアライグマ等に被害を受けている果樹栽培者が講習を受けるだけで狩猟免許を取らずとも箱檻での捕獲が出来るようになったとの記事を見る、環境省も粋で柔軟なことも出来るようなので命がけの危険もそのうち考慮してくれるかも?。
今回の問題提起では弟子の〇君にも迷惑や手間をかけてしまったが、若い猟師の皆さんは狩猟関係で問題点や疑問点を感じたらみんなで話し合いより良い猟が出来るような方策で頑張って欲しいものです。
肉のお返しにポンカンを沢山いただきました。
環境省
トピック3の項目です。
『狩猟』としてハンターマップ青区域での、銃器止刺しは、上記のとおり一律で許可されていませんが、
『捕獲事業』、『有害』であれば青区域であっても『銃器の使用は止刺しに限る』で条件を付して市町村から許可がでています。
因島のトラさん
https://seikodo2.blog.ss-blog.jp/2015-11-20
許可条件は、個々の事由で様々だと思いますので、上記の事例の経緯を詳細に認識しないうえで、一概には言えないのですが、
猪、鹿被害が甚大な青色区域もあり、せっかく地域の声に応えて積極的に捕獲しても、くくり罠にかかった猪鹿の人力での捕獲には、非常に危険が大きくリスクが高いです。(2年ほど前?淡路島でも痛ましい事例がありました)
ただ青区域の指定理由『銃器による危害予防と住民生活の静音確保(環境省用語解説)』との兼合いもありますので、全ての立場の方が納得のいく解決を目指すには難しい面もありますが、
食料自給率が低い現状の中で、農業被害の低減と、被害防止に係る担い手の安全確保が両立できるよう、若手狩猟者の立場から考えていきます。
すまない、いろいろ手間をかけたな、因島のトラさんはブログを通じての知り合いです。
ま、しばらくはイノシシに切られないように頑張って見ます、またよろしく。