午後に朝罠を出されていると連絡をくれたKさん宅を訪ねる。
早速裏庭の罠の場所を見に行くと仕掛けが伸び切っている、少しおかしい、手にしてみるとバネは変形し、ステンレスパイプはひしゃげていて4mmのワイヤーは締め付け防止より下から引きちぎられています、多分イノシシの足首を括った状態で切れたようです。
丁度ワイヤーが延びたところに腕位の柿の木が有ってそこで梃子の応用の様にイノシシが暴れて荷重が掛かり切れたようです、過去13猟期で大小570頭のイノシシを括りワイヤーを切られたのは4回です、今日のが5回目です。
切れかけていたのはかなりありました、足首や爪を残して逃げたのも3回ほど有り、足が折れて千切れかけていたのもかなりありました。
ワイヤーが切れて襲われたのは2回です、運良く助かりました、今朝Kさんが見てくれた時に切れていたら大変でした、遠くから見る様にお願いしてきました。
わしももし対峙している時だったらと後で怖くなった次第です。
罠の括り木の近くの木や竹等でイノシシがもつれて安全に処理できることも有るのですが周りの木が災いし裏目になる事も有ります、今回は裏目でしたがKさんもわしも怪我をせずに良かった、イノシシは当分庭を荒らしに来ないでしょう。
念のために修正をしてそのまま置いて置きました。
ワイヤー等で傷ついた柿の木、変形したバネや切れたワイヤー。