野犬を。

今朝罠に掛った野犬を連れて戻る。
観察する為に。
猟能が有るかどうか興味があるので。
車の隅に頭を差込微動だにしない。
車から降ろして庭の隅に置いて餌を与えてみるが見向きもしない。
動かないのでそのままにしていて部屋でテレビを見ていたが気になって様子を見ると何と近くに有ったイノシシの足を３個咥えて傍に置き齧っている。
餌も食べていた。
ただ触っても怒らないが尾も振らず。
猟能は有るようだ。
懐けば面白いので飼ってもよいが慣れなければ親が居る山へ帰してやろう。
犬達に顔見世させたら幸だけが唸り声を上げた。
まあ、多分山へ帰す事になるだろうなあ。
明日は罠を２，３個設置しに行こう？。

最小記録？。

朝は降っていなかったので裏山の尾根まで登る。
姫とクロが消える。
幸は子犬を抱いて小屋から出て来ないので置いておいた。
罠を見るが瓜が掛ったので親が警戒して来て居ない。
チビと山を降りかけたら雨が降り出してきた。
車に帰り待つ事３０分で姫が北から帰る、その後１５分してクロも北方面から帰って来た。
９時からの巡回になる。
遠くの罠を見に行くと犬の鳴き声が聞こえる。
２日前に設置したのだが野犬が居る様に見えなかったのだが・・・・。
傍へ行くと今まで罠に掛った動物の中で最小だ。
多分親犬が歩いてバネを作動させるワッシャが際どい所まで下りていた上を子犬が踏んだのだろう。
キャンキャン鳴いていたのがうずくまる。
頭を撫でてやると大人しくしている。
ワイヤーを切ってやり、足首をマッサージしてやる。
これで心配ないだろう。
帰りに昨日瓜が掛って逃がしてやった西の谷の罠を覗く。
奥から見てきて最後の手前のを見ると山が掘れている。
「ヨッシャ、居るか？」
近付くがイノシシが見えない。
「あれっ、逃げられたんか？」
再度見直すと鼻が見えた、コビンチャがカズラと立ち木に縺れて横向きで無抵抗状態だ。
逃がしてやろうか迷ったが２０ｋｇ弱なので犬の餌にする事にした。
そろそろ大きいのが欲しいのだが罠が５個では話にならない。
猟友に電話するとこちらにも設置しろと言うのでそれも考えよう。
先日山は見てきたが一つましなのが居るので今度用意しよう。
今日は余り濡れずに済んだが犬を外す時に滑って泥まみれになった。
野犬の子犬（メス）と犬の餌。