キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

祇園塚古本&ワイン市場

2021年12月23日 | Weblog
昼はまたも妻がトンカツを揚げ、しかもチキン、ヒレ、ロースと3種類、たっぷりと揚げてあったが、さすがに連続してのかつ丼が憚られたのかカツサンドになった。
庭のリーフレタスが順調に育ち、これもふんだんにあったので、多少は健康的な方に傾いたかもしれないが、カロリーの絶対量が多すぎる。
牛乳を温めて、チキンカツとヒレカツを使ってサンドイッチにして食べた。
食後にアールグレイを淹れて飲んだ。

少し休んでから妻の車で「マーリ・モンターニャ」へ行ったが、本来定休日なので人影もなく30分が過ぎ、図書館へ行ってCDを借りた。
今日も1枚LPが入っていて、借りると同時に返却することになった。
つい、CDかLPかの個所を見落とすが、RecordPlayerを持っている人にとっては垂涎ものだよね。
これだけLPの在庫があるならいっそRecordPlayerを買うのも手だな。

今日はPCとSonyのBluetoothSpeakerを持って来たので、クリスマスの雰囲気を醸し出そうと企んでいた。
このソニーのスピーカーは7色の光が点滅する遊び心搭載の優れモノなのだ。
その分音質に注力しろって意見もあるだろうが、暗い部屋でこれを眺めていると結構楽しいもんなんだよ、音も味同様周りの環境に影響される。
これでクリスマスソングを流し、5時過ぎの店内で輝けば、それっぽい感じが出るだろう。
実際、かつてのSonyの栄光を知っている老齢のご婦人が懐かしそうに眺めていた。

借りてきたCDは、bill evans torio「torio '65」1989、録音は1965年のものだ。
もう2枚ビルエバンスで、Bill Evans with Philly Joe Jones「Green Dolphin Street」1986、録音は1959年と1962年のものと、Monica Zetterlund「Waltz For Debby」2011、録音は1964年ストックホルム。
このモニカ・ゼタールンドは1枚アルバムを持っていて、駄作と酷評する人が多いが、スウェーデンの歌姫がニューヨークで録音したものだっだ。
これはビル・エバンズが地元にやって来ての録音だからリラックスして本領発揮しているんじゃないか。
小田和正「自己ベスト」2002、これには「秋の気配」は入っていて、これが目当てなんだ。
日野美歌の「横浜フォール・イン・ラヴ」に入っていて、本人の解説によれば、高校生の頃胸が締め付けられた曲、何度も聴いている内に実にいい曲だなあと思うようになった。

今朝は5時に目が覚めて音楽を聴いていたが、何時ものように7時前に起きて朝飯を作った。
昨日、医者から食べる量を減らすように言われたばかりなので、チョットだけ気にしてシメジと豆腐の味噌汁、鯖の味噌煮、白菜漬物で食べた。

9時半にJA湘南へ行き、大根と赤芽芋を買い。
帰りに図書館で「圭子の夢は夜ひらく-藤圭子Hit Collection-」1999、「田端義夫全集」1999、「筒美京平(作曲家研究名作選)」1999、淡谷のり子「別れのブルース」1998、「渡邊はま子全曲集」1999、「和田弘とマヒナスターズ全曲集」2003とチョット渋いところを借りた。
藤圭子は5曲歌詞を見ないで歌えたから身体に染み込んでいるんだなあ、娘の方には全く興味が無いから、歌は世に連れってやつだね。
田端義夫は父が好きで、2枚組のベスト盤を持っているが、SP原盤のCD化なのでノイズが酷くてね、このアルバムは後年歌い直したやつで聴きやすい、でも、当時の雰囲気はやっぱり原盤だなあ。
筒美京平に収録されているのは日本Colombiaに属している歌手のもで、伊東ゆかり、堺正章、平山三紀、ヒデとロザンナ、庄野真代、河合奈保子などだった。
淡谷のり子のアルバムは買おうと思っていたが、知っている楽曲が「別れのブルース」だけなので逡巡していた。
渡邊はま子も2枚組の全集を持っているが、田端義夫のケース同様で、このアルバムの方が音質がいい。
ちなみにこれに収録されている「蘇州夜曲」と淡谷の「別れのブルース」は日野美歌の「横浜フォール・イン・ラヴ」に入っている。
マヒナスターズは、もう何と言っても「お座敷小唄」で、小学生の頃母方の祖母に教えたが、彼女は99歳まで生き、事あるたびに「おまえたちに教わったと」僕と弟に話した。思い出深い曲だ。
人が歌謡曲を歌うと馬鹿にする妻も、この曲だけは手拍子をして歌うことがある、本当に歌謡曲が嫌いなのか?

家に帰ったら、先生から毎年恒例の「女城主 大吟醸」が届いていた。
2年前に脳梗塞を患い、直ぐに復帰して酒も呑めるようになっておられたが、7月に「マーリ・モンターニャ」の開店祝いにおいでになった時にお会いして以来ご無沙汰している。
お元気の事と推測するが、来年はぜひ一緒に吞まなきゃあね。

それにしてもお客が来ない、寒いと外に出るのが億劫になるけど、ここへ来てワインを引っ掛けりゃあ暖かくなるんだけどなあ。
4時まで、PCでCDなどの整理をしていたが、カタロニアの樽熟成の赤を1本買って、持参したソーセージ入りのパンを肴に飲みだした。
時合なのかお客さまがやって来て、内容が書けないのが残念だが、色々なことを話して面白かった。
閉店の7時前にもお客がやって来て、一通りワインの試飲をしてくれた。
どうも敷居が高いみたいで、入り難いと聞く、とにかく入ってもらい試飲をしてワインに馴染んでもらうことが肝要なんだけどね。
試飲をさせながら押し売りのように販売している会社があるので、用心している人もいるみたい、全く売れないと存続が危ぶまれ困るが、長くワインで食を食んできたお返しに、なるべく多くのかたにワインを愉しんでもらうのが目的なんだよね。

7時に店を〆て、まあほとんど妻が片付けをやったんだが、通りのはす向かいのタイ料理屋「マッサマン」でチキンのヌードルを食べた。
妻はパッタイを食べたが、女はこれが好きだねえ、というよりそもそもタイ料理が好きだな。
僕はもう飲んでいたのでいいが、妻は早く飲みたいので、一品を食べて素早く帰ってきた。
2階で音楽を聴きだしてしまったので、良く分からないが、妻は次男を相手に台所で飲んでいたが、小一時間後に何か軽く食べようと降りていったら、飲み終わって風呂に入るために登ってきた。

この週末、国府の「バーミヤン」の隣の倉庫前で、僕の本の販売と同時にワインの試飲販売をする「祇園塚古本&ワインいちば」を開催する予定でいたが、酒類の臨時販売免許が下り、いよいよ実行することとなった。
どうも寒波がやって来て寒いらしいが、下記の要領ででやってますので本好きのかた、クリスマスとお正月にワインを飲もうなんて考えてる方お立ち寄りください。
お車の運転をなさらない方は試飲ができますのでお楽しみに。
妻がやけに張り切っていて、入れ込んでいるけど、車の交通量は多いけど、そんなに人通りがあるところじゃないので、寒さ対策が第一になるんじゃないかなあ。

「祇園塚古本&ワインいちば」
日時 12月24日(金)~26日(日)11:00~17:00
場所 大磯町国府本郷924-3 イナリヤト食文研倉庫前


イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます









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