キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

イナリヤト新着ワイン試飲

2021年12月04日 | Weblog
旅から帰り日常生活に戻った。
昔、山口昌男が旅は非日常で、日常の在り来たりなことを異化する働きがあると云っていたが、この文化人類学の概念も当たり前のことになり、山口昌男も亡くなって仕舞った。
その弟子筋に当たる坪内祐三も昨年亡くなっていてショックを受けたが、時代は移ろっているんだなあ。

7時にシメジと舞茸と壬生菜の味噌汁、白菜漬け、塩鮭、ピーマンの卵炒めで朝飯を食べ、9時半まで音楽を聴きながらPCで必要事項の処理をして、JA湘南へ向かい、大根、小松菜、水菜を買った。
帰りに図書館へ寄って、Akiko grace[New York Style」2004、「Momentum」2006、Mozart 「4Concerti for Horn and Orchestra」1982を借りた。

11時からイナリヤトの新着ワインの試飲を『マーリ・モンターニュ』でやるので、妻と長男と3人で出かけて、スペインワイン十数本の試飲を行ったが、中には格別なワインもあり、新世代の娘二人が造る素晴らしいワインだった。
ここでも名手と云われているオヤジのワインが古臭く思えるようなワインを、二人の娘がそれぞれ造り、時代の移ろいを感じた。
取引先でもあり親友でもあるDANIELのワインは、白は軽くて繊細、悪い言い方をすれば水っぽくて、日本の家庭で食べる料理に何にでも合わせられるワインで、夏にサンプルを飲んだ時より芯が通っていて悪くないなあと思った。
赤は軽くてチョットスパイシーで味わいがあるいいワインだった。

1時過ぎに試飲が終わり「獅子舞」までラーメンを食べに行った。
先週食べて妻がやけに気に入り、玉葱とキャベトがいいし、ストレート麺がチョット饂飩のようで、最初薄い味わいだが、食べている内に濃くなり、その内酸味が出てきて、普通盛だが大盛以上の麺が入っているのに、すっきりと喰い終わる。
餃子も美味くて、大学時代に五香にあった餃子を思い出されるスタイルで、あんこがキャベツでシャキシャキした歯ごたえがあり、皮が厚くてもっちりしているが焼き面はカリッとしている。

帰りにマサによって、相模湾の朝どれの伊佐木とハガツオを買った。
家に帰って、受け付けたお札の整理をした。
4時過ぎに終わり、散歩に出かけた。
風呂に入る間もなく晩飯になり、ハガツオの刺身を喰ったが美味かったな、それにもまして伊佐木の塩焼きが美味かった。
夏の魚なのに新しいと何時でも美味いんだよ、小振りのやつが10尾入って198円という価格で目を疑ったが、調理は自分でしないといけない。
でも新しければ、うろこを取るだけで内臓はそのまま焼けばいいから簡単だ、長男が処理をしたらしい。
釣り人は釣った魚の処理をして釣りが終わるから、こういった事はお手のものなのだ。
それに結婚をして、相手が働いているので掃除洗濯料理をやっているらしい。
本人は今年になって都内でタクシードライバーを始めたが、天職らしく楽しくてしょうがないようだ。
シャトー・スオウ・ロゼ、イタリアのオレンジワイン、「夜明け前純米吟醸生」、ティーチャーズを飲んだ。
11時過ぎにお開きにして寝た。

イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます

ちなみに本日13:00より「マーリ・モンターニュ」の店番を僕と妻でやっています。
娘は鵠沼、婿は山梨で夫々展示会に出ているため、レジを持って出ていて現金のみの販売になります。
新着ワインのグラス売りもやっていますので、お試しあれ!!





コメント
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