キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

待ち人来たらず

2016年04月30日 | Weblog
関内駅前のワインバーで友人と待ち合わせて、肉を中心に脂っこいものを食べた。
さすがに気持ち悪くなった。
外で肉を食っちゃいけないなと反省しきり。
ワインはブルゴーニュピノノワールとスペインのシラを飲んだ。
後者は友人が輸入してるものだったが、見劣りした。
ゴメン。

茅ヶ崎で降りて、聡の所でハイボール三杯、肴は島らっきよ、〆にラーメンを食べた。
居合わせたお客と楽しく経済や政治や世界情勢について二時間話した。
支那蕎麦屋談義と云う無駄話だ。
だが、待っていた肝腎の女が現れなかった。
気が回らないやつだ、バッキャロー。

しかし、俺は若い頃から今までもてたことがない、女が馬鹿じゃなく学習しない俺が馬鹿なのかも知れない。
多分そうだ。

夜遅く東海道線で帰る。隣に若い女が座ったが、やけに香しい匂いを発している。
ふと若い頃を思い出して心乱れた、実に楽しい。


昨日、朝のうち霧雨が降った。それでもWAKWAKまで娘と下の息子と散歩に出掛けた。
途中雨が強くなり、雨宿りをしたが、10分ほどで小雨となった。
小松菜、香菜、絹さや、胡瓜、檸檬、がんもどき、柏餅を買う。

苗屋で、ピンキーとキラーズと云う、60過ぎの人にしか分からないネーミングのミニトマトの苗とフルーツトマトの苗を買う。

西友で炭酸、オールフリー、鯵、ジャガリコサラダ味、爽を買う。

午後、大磯のパン蔵でオールドファッションバケットを買う。

夜、鯵のなめろうをバケットに塗り、香菜、サラミを載せて、バレンシアの白ワインを飲む、鯵が美味くなる初夏の定番料理だ。
他に、おでん、鯵の塩焼き、ブルーチーズとセイタカアワダチソウの蜂蜜を肴にリオハを飲む。
場所を居間に替えて、カナディアンのソーダ割りをジャガリコを肴に、巨人ヤクルト戦を観る。
9回表に蝶野の三塁打で一矢を報いるが、負け試合で飲む酒は苦い。

うつらうつらしながら若沖の番組を観るが、実物を観てみたいものだ。
あれだけの細かな仕事をするにはよっぽどの根気が必要だが、自画像を観ると、繊細さより太くて強い風貌で、時代を変えるほどの仕事をするには優男ではダメなんだと強く感じた。

今朝、五時前に起きて早朝読書をしていて、ふと時計を見たらちょうど五時、耳を済ましたらお寺の鐘が鳴って五時を知らせている。
何時も聞こえる鐘だが、東から聞こえるから、この鐘は大磯の変電所の近所にあるお寺の鐘だろう。

佐藤優を読んでいるが、前書きにご両親の事が詳しく書かれていて、お母様が沖縄で手榴弾での自決寸前に止められたこと、お父上が電気技師で終戦直前に中国へ召集され、帰国後も苦労されたことなどが書かれてあり、家庭を大切にされたご両親の元で大切に育てられた人であることが分かった。

津田大介との対談でエコーチェンバー現象の危険性について語っているが、これってSNSによって始まったことでなく、一部の人たちの間で100万枚CDが売れてた頃から始まっていて、当然SNSがこの現象を強めたことに間違いはないが、核家族化、少子化、子供部屋の分離などに起源があるような気がする。

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