キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

仙台の春

2013年03月13日 | Weblog
昨夜仙台から帰って来たら、生ぬるい空気に彼我の気候の違いを感じた。仙台駅前の橋上の隅に根雪が残っていたのを観れば、まだ浅い北国の春が感じられるのだが、光は強く湘南の春との違いは無いように感じたのだ。

銀座のホテルを出たのが午前九時、11時過ぎには仙台について、15:26の新幹線で帰って来た。まさにとんぼ返りだが、仕事が立て込むときにはこのようなことになる。

仙台駅で電車を待つ間、駅前のさくらの百貨店の中のBOで10分ほど棚を観る時間があり、池内紀「二列目の人生 隠れた異才たち」昌文社2003年を買った。大学都市だけに好い本があるかと期待するのだが、同時に目利きも多く好いものは直ぐに売れてしまうので中々掘り出し物が探せない店舗なのだが、これはまあまあの発見であった。

新幹線で読んでいた本は、仙台藩の優れた穀田屋十三郎の話で、村で藩に千両の金を貸し、毎年利息の百両を得て村の疲弊を救ったとの史実であったが、タイムリーな読書で面白かった。
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