キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

スポーツの祭典

2018年02月24日 | Weblog
朝は睡眠十分で快調に起きた。
ベッドの中でblog原稿を作っていたら7:30を過ぎてしまい慌てて起き出し、雨戸を開けて、風呂に入り、朝飯を作る。
母の朝飯はお粥、柳葉魚とさつま揚げ焼き、昨夜仕込んだピクルス、胡瓜、大根、人参、セロリを出した。
自分の朝飯はタマゴサンドとハムサンド、牛乳、アールグレイにした。

下の息子が平塚に出掛けたので、家の片付けをやっていたら散歩に出るタイミングを失い、YouTubeで懐メロを視聴して遊んでいた。
昼に浅利の炊き込みご飯を作ろうと思って朝やっておいた砂出しの具合を見たが、全く砂を吐いてないので、鶏の炊き込みご飯に急遽変更して、米を洗い笊に入れて、人参と牛蒡、鶏モモ肉を切り、正油、酒、味醂を適当に混ぜた調味液に浸し、少しおいてから固形物を取り出し、笊の米と水、調味液を釜に入れ、人参牛蒡鶏を米の上に載せた。
炊き上がったので、葱と油揚げの味噌汁を作り、刻み生姜を用意して食べたが実に美味かった。
初めて作ったにしては、味付け、水具合が抜群だった。

プレシネは去年やったジャン・ギャバンとスランソワ・アルヌールの「ヘッドライト」で、中々よかったのでまた観ることにした。
いつ頃のパリとボルドーを撮しているんだろうか、町の風情が堪らなくいいね。
ジロンドの河岸が整備されてからは、綺麗なだけの風景になってしまったが、1980年代に訪れた頃は、昔の商館と倉庫が並び薄暗い町並みで、夜には売春婦が歩いていた。
若い女がオジサンにホレる物語なんで、結末は哀しいけど希望が湧いてくるね。
前回も書いた気がするが、パリからボルドーへ向かう直前のコニャック辺りの道にポリニャックの看板があるが、20年前に取り扱ったブランドで、メーカーの担当者が癌で亡くなったが、彼とあの辺りの川で釣りをして、昼飯を河岸のレストランで取り、普通ならボンドーだが僕の我儘でシュブレ・シャンベルタンの古いヴィンテージを開け、それが抜群に美味かったことが懐かしく思い出される。
古きよき時代の思い出だが、この映画はさらに古い。

映画が終わり、買い出しに東へ向かって歩いた。
磯っこへは開店から大分経っていたので期待していなかったが、それでもブロッコリー、白菜、銀杏、生落花生が買えた。
ヤオマサでは、O君が二宮で揚がった金目を薦めてくれたので2尾買った。
他に白滝、ラーメンスナック、ヨーグルト。

家に帰ると妻が痛みが酷く、蓄膿症か中耳炎のように感じ、耐えられないので救急車を呼んで直ぐに痛み止の点滴してもらいたいと訴えたが、すでに歯科医院に5時に予約をしてあるので、多分そのほうが早いし、今までの経緯を知ってる医者に見せた方がいいと説得して、車に乗せて駅裏の歯科医院へ連れていった。
痛みは痛み止の薬の効き具合で間欠的に襲ってくるらしく、調子がいいと少し仕事もし出しているが、痛みが襲ってるときは可哀想で見ていられない。
確か火曜日に抜いているので、普通なら今ごろ痛みは消えてきて、急激に回復に向かっていなければいけない時期なんだけど、今まで虫歯もなく歯痛の苦しみを経験したことが無いだけに不安もあるのだろう。
それに、結婚してから何度か風邪で床に臥せったことがあったが、2日寝ていたことはなく、4日も寝ているのは初めてのことだと思う。

ともあれ、治療を受け、抜糸したところは割りと順調で、抗生物質を変えてもらい、薬屋まで車で送ると一人で歩いて帰ってくると降りていった。

家に帰ると、母がデイサーヴィスから帰っていて、引き取りを平塚から帰っていた下の息子がやってくれていた。
母と少し話し、朝洗っておいた風呂に湯を張り、雨戸を閉めてから風呂に入り、晩飯の支度をした。
金目を煮付け、今日も簡単な鍋の水炊きにした。
酒を切らしたので、アプリコット・シュナップスの湯割りを飲み、カーリングを観ていたが、9時になったので母の居間へ移動して、「新日本風土記」熊本を観ながら、時々カーリングの推移も見守った。
到来もののキリンが作ったビールとブルゴーニュの有機ビールを飲んだが、同じスタイルのビールて今までは個別に飲んでいて、今回初めて続けて飲んだがキリンの方がピュアな味わいで、本気でやると大したもんなんだなあと感心した。
「新日本風土記」が終わり、カーリングに集中すると、試合は佳境に入っていて、ずっと押していた韓国に綻びも出て流れが日本に傾いた。
先手不利の最終ラウンドで韓国の最後一投が外れ同点になり、延長になったが、流れは完全に日本で勝つと思った。
しかし、延長戦で後手有利の韓国に最後の一投を決められ負けた。
流れが日本に傾いたなかで、それを断ち切ったのだから大した力を持っている。
試合は混戦になり長引いたので、最後は紹興酒を飲みながら応援していたが、今夜も飲みすぎた。
オリンピックで身体を壊しそうだが、スポーツの祭典じゃなかったのか。
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