キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

柔道が終わって手持無沙汰だ

2024年08月04日 | Weblog
自転車で六所神社方面へ行って来ましたよ、ぶっ飛ばしてね。
まあ、ジジイだから本人ぶっ飛ばしているつもりでも、人様にはトロロって感じに見えるかもしれないけどね。
日も傾いて気温も下がっていたけど、30分も走ってないのに結構汗をかいてね、風呂でその汗を流すと爽快なんだなあ。
石鹸とナイロンタオルで、皮膚にへばり付いた汗の残滓を洗い流すと、気化熱のせいなのかチョットの間涼しく感じるよね、まあ湯船に浸かるとそうはいかないけど。

妻は陸上競技を台所で観ていて、枝豆、鮪の刺身、オクラとじゃが芋と練り物の豆腐の煮物、胡瓜の糠漬け、葱の入った玉子焼き、空心菜炒めが出来ていたので、スダチで和製ジンリッキーを作って飲んだ。

陸上競技は僕もやっていたけど世界との差が大きすぎてやる気がせず、高校に入って辞めてしまった。
やり投げの女の子が結構戦えるだろうけど、110mハードルや4Kや16が強いって妻が云ってるけど、4Kはバトンの引継ぎ技術が高かったのと、競合がバトン落したりで上位に入って来たけど、彼らも馬鹿じゃないし、練習すればバトンパス出来るようになるよ、実際、中学時代持ち替えない下から渡すバトンパスをやっていたからね。
ポイントは前に手を伸ばし、先行者が後ろに手を伸ばしたギリギリの所でパスすことだ。
その時に先行者はトップスピードになっていなければならない。
16は一度しか記憶にないが、400mと400mHのいい選手が4人揃った時に上位入賞したような気がする。
このバトンパスは、バトンを走ってくる奴からひったくることが一番大事だ。
駅伝のタスキと一緒だね。
4Kと違いコースがセパレートになっていないから、確実性が最も大切なんだ。

まあ、男子幅跳びと女子200mと談志110Hを観てたけど面白く無くて、久し振りにYouTubeをザッピングしながらざっと最近の話題を視聴した。
男子サッカーやなでしこ、柔道、バスケットでのインチキ判定に関する投稿が多く、皆さん怒っているんだね。
考えてみりゃ「オリンピックはスポーツの祭典」なんてのは表向きの惹句で、現実はカネにまみれた利権の祭典だから、公正に審判されることのほうが少ないんじゃないのかな。
昨夜の柔道混合団体戦なんてまさに審判は不正だし、ルーレット観た時は大笑いをしたよ。
要は柔道は真剣勝負じゃないんだよ、プロレスと同じでショウとして観なきゃいけないんだよ。
僕は小学生のころからプロレスを観て来たから、プロレスラーのどちらが強いかなんて考えるより、この試合をどのような演出でどちらを勝たせて、シリーズの中で物語を作って、観客動員数を如何に増やすのかを考え、今夜の試合はどのような演出になるかを推理して楽しんでいた。

昨夜の混合団体決勝だけど、村尾三四郎の柔道を楽しんだし、高山がバカでかい相手を小外刈りでひっくり返したのも痛快だった。
大好きな角田夏実の、巴投げと梅干しを、もう一度観られたのも嬉しかった。
阿部一二三は、審判がまともなら相手がイエローカード3枚で勝ちだったが、今大会では審判に公正な判断が求められていない、大会を盛り上げるのが任務だ。
だから安易に注意なんか出して、フランス選手を失格にして負けになんかしてしまったら、生きてフランスを出られない。
その内疲れ切った阿部が相手のタックルでひっくり返ってしまった。
柔道に詳しくないけど下半身に対する攻撃って反則じゃないのかな。

そして、大笑いの電子ルーレットが登場して会場を笑いの渦に巻き込んだのかと思ったら、フランス人はマジで大喜びしてたんだね。
今回のオリンピックでフランスって国は駄目だと思ったが、せめて電子ルーレットに大笑いするエスプリくらいはあると思っていた。
今のフランスは凡庸な国だ。

ハッキリ言って代表戦の斎藤立は、リネールと力の差があり過ぎて勝つ可能性は殆ど0だった。
リネールも負けられないので、慎重に時間をかけたから善戦したように観えた。
解説の人が言ってたように、どうせ負けるんでも相手のえりを取って胸を張り、思いっきり踏み込んで技を掛けたらよかった。
その場合、負けるときは鮮やかに投げ飛ばされて無様だけどね。

斎藤立はオヤジの仁の名声に押しつぶされてるね。
背も低いから最重量級でやるために太ってるけど、貴景勝と同じで少し動くと息が上がって口で呼吸をしていた。
身体を絞って下のクラスでやればいいんじゃないかな。
それにしても斎藤立のコメントを聴くと、拓大や柔道関係者から大きな圧力を受けていることが分かる。
大体ジジイは俺の時はこうだったとか云うものだが、時代や環境の変化を考えないから参考にならないことが多い。
だから今の選手とコーチに任せておけばよく、彼らから要望があったときにだけ意見を云えばいい。
のこのこ出かけて行って彼是云っちゃあいけない。
出かけていくなら何かの足しにしてくれと3万円包んで、頑張ってますねと一言云うだけでいい。
カネがあるからって10万円、100万円包んじゃ駄目だ、人間カネ出すと口も出したくなるものだ。

プレッシャーがあるのは悪いことじゃないが、それが理不尽にでかいと潰されちゃう。
その人の大きさを観て判断すべきだが、指導者が小人だとその判断が出来ないから、周りの人間はそこを見極めなきゃいけない。




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