内容紹介
ひかり公園て?産まれた六匹のねことその家族が奏でる “命” の物語がいま、幕をあける――著者2年ぶりの最新小説!
読書備忘録
空前のねこブームだとか・・・
猫は捨てられているのを拾ってきて飼うものだと思っていた昔人間の私は、ペットショップで可愛いお姿を見せてくれているニャンコに、猫って買うの?なんて思ったもんでした。
このお話の始まりはマンションで飼われていたチンチラが、ブリーダーにいいお婿さんを見つけてもらおうと思っていたのに、のらとの子を生んじゃった。ってところから始まります。
妻とはもう無理かな?と思っていた旦那さんが、その子猫を捨ててきてと言われ公園に行きます。
その公園では・・・
ネコをからめての人間模様
親が子供に、あの子の家はとか、あの子の親はとか言っちゃう事があるとすれば、子供は残酷だからそのまま本人に言ってしまう。
大人は気をつけなきゃいけないのよね・・・。
正樹くんのお家の事情ってものがあるわけで、お母さんは一生懸命に働いていたのにね。
この正樹くんのお話がとても切なかったのです。
ねこブーム・・・
終わったら・・・
命あるもの、そうならないことを願います。