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本・乃南アサ 「すれ違う背中を」

2012-12-02 06:28:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           すれ違う背中を

 内容(「BOOK」データベースより)
「過去」の背中に怯える芭子。「堀の中」の体験をいまだ不用意に口走る綾香。しかしやっと、第二の人生が、ここ谷中で見えてきた二人だった。コトが起こったのはちょうどそんな頃。二つの心臓は、すれ違った彼らにしばし高鳴り、しばし止まりかけた。ムショ帰りコンビのシリーズ、大好評につき第二弾。

 いつか陽のあたる場所での第二弾

ちいさい出来事はそこそこあっても、大きな事件に巻き込まれることもなく、以前ほどびくびくしていないし、ずっと続けられるお仕事も あそこ のお陰でできるようになったのね。

まじめに暮らしているから・・・陽があたってきたみたい。

一度失敗して あそこ にいたけれど、別にいいじゃん! って、思わせられるような展開。

これから  きらきら  輝いて暮らせるでしょう? 

もし あそこ にいたことがわかっても、きっとボタンの大石のお爺ちゃんは、味方をしてくれそうな気がする。


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本・あさのあつこ 「白兎1 透明な旅路と」

2012-12-02 05:55:34 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           白兎1 透明な旅路と (白兎 1)

 内容(「BOOK」データベースより)
一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎と名乗る不思議な少年に出会う。「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。

 言葉と景色がきれい・・・あさのあつこさんの世界

狭間を漂うのは白兎

トンネルを抜けたところで現れた・・・これはそっちとこっちの美しいお話

ひと言ももらさず読んでいたはずだったのだけれど、漏れていたのね。うすうす気づいてはいたけれど・・・信洋と明敬! 実は・・・そうだったのね。

最後の最後は圧巻。



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