大切なことはすべて君が教えてくれた 第４話 ＊感想＊

＊　大切なことはすべて君が教えてくれた　「暴露」　＊　　番組HP

何とも言えない後味の悪さを残したような第４話。
う～ん・・・修二(三浦春馬)の秘密を　生徒達にまで暴露させてしまう製作側の意図は何なのだろう？
教え子と関係を持ってしまった（というコトになっている）修二への制裁として？
それとも　修二をさらに成長させるための関門として？
修二の秘密の暴露は　先生の間だけで済ませるのではダメだったのかしらねぇ。
金八先生のドラマを彷彿させるような感受性豊かで傷つきやすい生徒達。
涙を流し失望し　激しい怒りをぶつける　そんな生徒達が糾弾する対象が　
担任教師の淫行だということに　どうにもこうにも違和感があるのだけどなぁ。
これほどまでに視聴者を煽る演出が　果たして本当に必要なのか？
その答えは　今後のストーリーを見ていかないと分からないことだけど　正直　好きな展開じゃあないわねぇ。　

それにしても　演じている三浦春馬くんが気の毒になってしまうくらい　人望がガタ落ちな修二。
主役なのに　これほどまでに魅力を失くしてしまっていいのかしら？　と心配になってくる(笑)。
無かったことにはできないから　教師だから　全てを学校に話すと言い出す修二。
いやぁ・・・夏実(戸田恵梨香）がキレるのも無理はないかも～。
ひかり(武井咲)の名を伏せて学校に報告したとしても　どこからかひかりの名が漏れてしまうかもしれないというのに
それでいいのかっ？！　それが本当にひかりのためになるのかっ？！
ただ単に　お前が楽になりたいだけだろ～っ！！　と　激しくツッコミたくなるわぁ。
おまけに　「俺には夏実が必要なんだ。」って・・・。主役なのに・・・ホントにこれでいいのかしら・・・？

まあ　それでも　こんなどうしようもない男の　どうしようもない決意を聞かされた夏実の心情描写は面白かったと思う。
「私のためにズルイ男になってよっ！」という夏実の言葉が印象的。
修二がズルイ男になったらなったで　今度はそのことが許せなくなってしまうのは目に見えているワケで
そういう　どうしようもないジレンマの中にいる夏実の心情が伝わってくるストーリーではあったと思う。

さてさて　次回はやっと「真相」が明かされる模様。
いったい　このドラマは何処ヘ向かっていくのかしら・・・。
登場人物たちの台詞が　時々キラリと光るトコロは気に入っているので　下世話な話になってほしくないのだけどなぁ。　　

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