美しい隣人 第６話 ＊感想＊

＊　美しい隣人「地獄の快気祝い」　＊　　番組HP

それにしても　今回のサブタイトルの「地獄の快気祝い」って・・・(笑)。
確かにありゃあ　慎二（渡部篤郎）にとったら地獄だろうけど　凄まじいタイトルだわぁ。
そして案の定　地獄の快気祝いが描かれるのは　ラストのほんの僅かな時間だけなのねぇ。
それも　沙希（仲間由紀恵）が持っている花束と慎二の父の言葉で　さらに焦らされるという究極の演出(笑)。
妻のワンピースにも　妻の愛用のコロンにも無頓着な浮気夫が迎える地獄の時間・・・う～ん　ワクワクする～♪　
沙希が絵里子（壇れい）を陥れようとするエピソードとは異なり　
慎二の場合は　（仕掛けたのは沙希であっても）明らかに彼にも落ち度があるため　
文句なしに　彼の動揺っぷりを楽しめるというのがいいわ～。

地獄の快気祝いの様子は　ほんのチョッピリしか描かれてはいなかったけれど
今までかなりゆっくりと進んできただけに　大きな動きを見せ始めた今回のストーリーは　かなり楽しめた。
絵里子に断りもなしに　駿（青山和也）を幼稚園から連れ帰ったり
餌をまくように玩具を用意して　駿をおびき寄せようとしたり　華麗なるイメチェンを見せたりと
今回も　ジワリジワリと絵里子を追い詰める沙希が怖い～。
「このままいくと絵里子さんになっちゃうかも。」「じゃあ入れ替わっちゃう？」という沙希の台詞のなんと意味深なこと。
真相に最も近づいている理生（南圭介）さえも　魅惑の果実で手なずけてしまいそうだし　
いやぁ　沙希さん恐るべしっ！

第４話で視聴者を震撼させた沙希の衝撃シーンが　さらに詳しく強烈に描かれていた第６話。
執拗に続けられる沙希の夫への暴力が怖すぎる～っ。
そして　喫茶店で夫に見せる微笑が美しすぎる～っ。
着る物にも身なりにも構うことさえできなくなってしまった沙希が　
漫画喫茶の一室で　亡き子供の物にかこまれてうずくまるシーンもインパクトがあったなぁ。
かつてどこかで見たことがあるのだろう絵里子を　沙希が見つけ　
沙希のターゲットが誕生する瞬間が描かれていたのも　興味深かった。
そうそう　「遊びや軽い気持ちで会ってるんじゃない。」と　慎二に語った沙希の真意も気になるわねぇ。

次回は　さらに大きく物語りが動き出しそうだし　う～ん・・楽しみ楽しみ。（毎回　こんな結びだわぁ。）

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