今回のお気に入りは、蛍光鉱物③虫入り琥珀です。
蛍光鉱物を観察するためにブラックライトを用意したけれども、肝心の蛍光鉱物の用意はまだ、という状況でしたが、ようやく第1号「琥珀」を入手して観察することができました。
琥珀はミャンマー産。
入門書によると青く蛍光するはず。
早速観察すると、見事、色鮮やかに青く蛍光しました!
と言いたいところですが、そこは期待外れ。
濃い琥珀色の石が、白濁した石に変わっただけ。
これは蛍光を発しているのかな?
確かによーく見ると、薄ぼんやり蛍光を発しているように見えます。
その色あいは、青みを帯びているような気がします。
何だかハッキリしません。
問題は石自体よりも私の目にありそうです。
色盲ほどではありませんが、赤緑色弱という色の判別が苦手な目です。
仕方がありませんが、今回は不完全燃焼のまま蛍光観察は終了。
もっとハッキリ蛍光を発する石が良いですね。
次の石を検討しようと思います。
ちなみに今回琥珀を入手するにあたり、ミャンマー産にこだわりました。
しかも虫入りのものにこだわりました。
蛍光を観察するとともに、太古の虫も観察したかったからです。
以前、ミャンマーで恐竜のしっぽが入った琥珀が見つかりました。
琥珀は一般的に恐竜時代より新しい時代のものが多いのですが、ミャンマー産は恐竜時代にできました。
「ジュラシックパーク」に心を躍らせた者として、恐竜のしっぽは無理でも、せめて当時の虫が入った琥珀を手にできないものか?と思いました。
どうせ琥珀を観察するのなら、恐竜時代のロマンも合わせて感じたい・・・。
というのがミャンマー産虫入り琥珀にこだわった理由です。
写真の琥珀は、オークションで落札したものです。
その時の商品説明の一部を引用します。
=====
バーマイト虫入り琥珀で、重さ約2.9カラット(サイズ約17X10.7X5.8ミリ)となります。
ミャンマー、カチン州フーコン谷より産出する、恐竜時代、約1億年前の世界最古級琥珀で、ドミニカン、バルティック等に比べ採掘量は僅かです。
マンサク科のモミジバフウの樹液よりできると考えられており、貴重なインセクト、未知種が発見されています。
未同定のインセクトが複数見られます。
バーマイト琥珀に恐竜の尾が発見され、科学誌カレント・バイオロジーに発表されました。
学者が現地マーケットで入手したものの一つにこれがあり、世界初の発見とのことで、恐竜時代にまで遡る、バーマイトの可能性が示されました。
=====
とても小さな虫が数匹入っています。
10倍ルーペで顔をくっつけるようにじっくりと観察。
1匹は体長2~3mm。
前脚が釜の形をしています。
腹部は大きく膨らみ、近くにあるのは羽でしょうか?
また他にも脚の長い虫が数匹入っています。
似ていますが同じ種類ではなさそう・・・。
何の種類かは、残念ながら見当もつきません。
彼らは恐竜が闊歩する森を飛び回り、歩き回っている内に、うっかり樹液に飲み込まれたのでしょう。
それから1億年近くの時を超えて、今、人間に観察されています。
別の資料によると、ミャンマー産琥珀は、9700万年前から6500万年前までの後期白亜紀に誕生したそう。
それなら恐竜の時代にピッタリ一致します。
恐竜時代の虫が、当時の姿をそのままとどめており、まるでタイムカプセルです。
太古の生きものをこんなに間近に観察できるなんて、まさにロマンです。
恐竜時代の虫と淡い蛍光を観察する。
とりあえずふたつの楽しみを同時に実行することができました。
さあ次こそ長波紫外線で鮮やかに蛍光する石を観察するぞ!
実はもう石の選定は終わり、注文済み。
実際に観察したら、ご報告します。
蛍光鉱物を観察するためにブラックライトを用意したけれども、肝心の蛍光鉱物の用意はまだ、という状況でしたが、ようやく第1号「琥珀」を入手して観察することができました。
琥珀はミャンマー産。
入門書によると青く蛍光するはず。
早速観察すると、見事、色鮮やかに青く蛍光しました!
と言いたいところですが、そこは期待外れ。
濃い琥珀色の石が、白濁した石に変わっただけ。
これは蛍光を発しているのかな?
確かによーく見ると、薄ぼんやり蛍光を発しているように見えます。
その色あいは、青みを帯びているような気がします。
何だかハッキリしません。
問題は石自体よりも私の目にありそうです。
色盲ほどではありませんが、赤緑色弱という色の判別が苦手な目です。
仕方がありませんが、今回は不完全燃焼のまま蛍光観察は終了。
もっとハッキリ蛍光を発する石が良いですね。
次の石を検討しようと思います。
ちなみに今回琥珀を入手するにあたり、ミャンマー産にこだわりました。
しかも虫入りのものにこだわりました。
蛍光を観察するとともに、太古の虫も観察したかったからです。
以前、ミャンマーで恐竜のしっぽが入った琥珀が見つかりました。
琥珀は一般的に恐竜時代より新しい時代のものが多いのですが、ミャンマー産は恐竜時代にできました。
「ジュラシックパーク」に心を躍らせた者として、恐竜のしっぽは無理でも、せめて当時の虫が入った琥珀を手にできないものか?と思いました。
どうせ琥珀を観察するのなら、恐竜時代のロマンも合わせて感じたい・・・。
というのがミャンマー産虫入り琥珀にこだわった理由です。
写真の琥珀は、オークションで落札したものです。
その時の商品説明の一部を引用します。
=====
バーマイト虫入り琥珀で、重さ約2.9カラット(サイズ約17X10.7X5.8ミリ)となります。
ミャンマー、カチン州フーコン谷より産出する、恐竜時代、約1億年前の世界最古級琥珀で、ドミニカン、バルティック等に比べ採掘量は僅かです。
マンサク科のモミジバフウの樹液よりできると考えられており、貴重なインセクト、未知種が発見されています。
未同定のインセクトが複数見られます。
バーマイト琥珀に恐竜の尾が発見され、科学誌カレント・バイオロジーに発表されました。
学者が現地マーケットで入手したものの一つにこれがあり、世界初の発見とのことで、恐竜時代にまで遡る、バーマイトの可能性が示されました。
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とても小さな虫が数匹入っています。
10倍ルーペで顔をくっつけるようにじっくりと観察。
1匹は体長2~3mm。
前脚が釜の形をしています。
腹部は大きく膨らみ、近くにあるのは羽でしょうか?
また他にも脚の長い虫が数匹入っています。
似ていますが同じ種類ではなさそう・・・。
何の種類かは、残念ながら見当もつきません。
彼らは恐竜が闊歩する森を飛び回り、歩き回っている内に、うっかり樹液に飲み込まれたのでしょう。
それから1億年近くの時を超えて、今、人間に観察されています。
別の資料によると、ミャンマー産琥珀は、9700万年前から6500万年前までの後期白亜紀に誕生したそう。
それなら恐竜の時代にピッタリ一致します。
恐竜時代の虫が、当時の姿をそのままとどめており、まるでタイムカプセルです。
太古の生きものをこんなに間近に観察できるなんて、まさにロマンです。
恐竜時代の虫と淡い蛍光を観察する。
とりあえずふたつの楽しみを同時に実行することができました。
さあ次こそ長波紫外線で鮮やかに蛍光する石を観察するぞ!
実はもう石の選定は終わり、注文済み。
実際に観察したら、ご報告します。
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