鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入り番外~飼い犬の天寿

2007-06-16 15:25:24 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回は「お気に入り」からはずれ、飼い犬の天寿について書きます。

我が家のお向かいさんで飼っているラブラトールレトリバー「ラブ」ちゃんが急速に弱ってきました。大型犬にしてはいつまでも元気だなぁと思って見ていましたが、後ろ足がちょっとヨロヨロしてきてからは老化が一気に進み始めました。
最近では基礎高の住宅からの出入りはご主人が抱きかかえて行っています。

ウチの「チョビ」が「ラブ」とほぼ同じ経過をたどり今年1月に亡くなったのを思い出します。
これからお向かいさんに訪れるであろう悲しみを思うとかわいそうです。

ちなみに偶然ですが「チョビ」が亡くなった翌日、左隣の家の「キャンディー」が亡くなり隣同士で悲しみを共有したものです。

3頭とも老化により弱っていくという過程を経ていますが、こういう風に天寿をまっとうできる飼い犬と飼い主は幸せです。お互いに思いを残すことなく「死」による別れのみを純粋に悲しむだけですから。
それに比べ右隣の犬の場合は違いました。
老齢に達しながら、ある日綱がはずれ逃げてしまい、それ以後見つからずに1年以上経ちました。
いまだ犬小屋をそのままにしているのは帰ってくるのを待っているからでしょう。
なかなかそのことについては聞けません。
どうせ別れる定めならこういう別れはご免です。思いを引きずるばかりで・・・。

やっぱり犬を飼う以上は天寿をまっとうするまで飼い主はベストをつくすことと、「死」による別れという悲しみがくることを覚悟の上で飼わなければなりません。
ただなかなか思い通りにならないのが世の常で・・・。

そんなことを考えながら、お向かいの「ラブ」ちゃんを今日もながめ、容態の変化を気にしています。
一日でも長く無事でいられますように。
そして避けられない別れの瞬間は家族全員に見守られながら穏やかに迎えられることを祈っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする