鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその231~竹鶴政孝82

2007-06-09 15:08:32 | 竹鶴
今回のお気に入りは、竹鶴政孝パート82、「ニッカに関するブログ記事」です。

偶然見つけた南極からのブログにニッカウヰスキーのことが書いてありました。
「南極画像満載!観測隊員のブログ」という昭和基地の小川隊員が書いているブログです。
5月27日に書かれた記事の題名は「コンクウイスキー」。

その日、コンクウイスキーの配給があったそうで、度数60度のニッカ鶴をアルミタンクからミニポンプで次々空き瓶に移している写真が掲載されていました。
コンクウイスキーとは濃縮ウイスキーというような意味で、おそらく氷点下40度以下の環境でも凍結しないための南極仕様ウイスキーとして導入されているのではないかと書かれていました。
ウイスキーの原酒はもともと60%近いアルコール度数があり、加水して40%くらいにしているのだから、コンクウイスキーは「濃縮したウイスキー」ではなく「加水していないウイスキー」の間違いです!とコメントしようと思ったら、最後に同様のことが書いてありました。小川隊員は結構ウイスキーに詳しい方なのですね。

また同様の記事が「南極観測隊ドクターNAOKOの南極案内」というブログにも書かれていました。
このブログには、今回配給されたウイスキーが50Lタンク入りニッカウヰスキー「鶴」で、アルコール度数は43%だったことが写真付きで紹介されていました。
(ドクターNAOKOさん、写真を1枚お借りしました)

先日、竹鶴威会長の「ニッカウヰスキーと私」を読んでいて、南極観測隊に高度数のウイスキーを納品している旨の記述を見かけたばかりだったので偶然とはいえおもしろいブログ記事に巡り逢ったものです。

最後にもうひとつ。
「レトロ・コレクターズ(旧・紳士のおもちゃ箱)」というブログにニッカのレトロボトルが紹介されていました。1号ウイスキーとは違いボトルは丸瓶、ラベルにはカタカナで「ニッカウ井スキー」と書かれ、裏には小売価格20円の文字が・・・どうやら公定価格が決められていた時代のものらしいとのこと。とても古いのに保存状態の良いボトルです。
余市のウイスキー博物館にさえこのボトルは展示されていません。(写真でのみ紹介されています)
ニッカファンのボトルコレクターとすればヨダレが出そうなボトルです。良いものを拝見させていただきました。

ブログって簡単な分、たくさんのひとが参加できるのでおもしろい記事がいろいろあるものですね。
コメント
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