元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

一週間ほど休みます。

2006-09-18 21:46:42 | その他
 向こう一週間程度ブログの更新を控えようと思います。

 理由は簡単、いろいろと忙しくて文章を作成する時間が取れないからです(汗)。まあ、書くネタはないことはないのですが、どうも周囲が落ち着かなくて・・・・。

 来週には再開しますので、どうぞよろしくお願いします。
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「スーパーマン リターンズ」

2006-09-18 07:54:49 | 映画の感想(さ行)

 (原題:Superman Returns)ハッキリ言って長い。あと30分削れば何とかなったかもしれない。こういうヒーロー物にとって“上映時間が長い”というのは場合によって致命的な欠陥になりうる。なぜなら、その“無駄に長い部分”は、単純な活劇場面の羅列とそれらの繋ぎのシーン以外の、どうでもいいパートである可能性が多いからだ。

 特にスーパーマンはバットマンやスパイダーマンみたいに“影の部分”を云々する余地の少ないキャラクターである。文字通り超人的な活躍ぶりを見せつけて観客に“わースゴいなー”と思わせるだけで事足りる。それが今回あろうことか“現代人にスーパーマンは必要か?”などというつまらないネタに色目を使い、それが不要に上映時間を伸ばしている。そもそもスーパーマンが実在している物語世界において今さら“スーパーマンの存在意義は?”と問うことに何の意味があるのだろうか。

 さて、そんな“不要な部分”を除けばそこそこ楽しめるシャシンではある。81年製作の「スーパーマンII/冒険篇」の続編という形を取り、出所したレックス・ルーサーとの対決も賑々しく披露される。SFXの出来も上々だ。ブライアン・シンガーの演出はアクション場面に限っては「X-メン」より健闘している。

 しかし、クラーク・ケントの扱いは中途半端だし、ロイスの彼氏および息子との関係とか、今後シリーズを続ける上で苦しくなるようなモチーフが目立つ。ひょっとして“復活”は今回限りだと割り切っているのかもしれない。

 主演のブランドン・ラウスは外見は実にサマになっているが、まだ演技は固い。ハゲをネタにした自虐ギャグで攻めてくる敵役のケヴィン・スペイシーには完全に負ける(笑)。ロイスに扮するケイト・ボスワースは少し若過ぎか。養母役にエヴァ・マリー・セイントが出ているのはオールドファンには嬉しかろう。
コメント (1)
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