斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

どんどん普通の車に

2009年05月23日 | 私乗記
本日3代目プリウスに試乗してまいりましたので、そのレポを少々。。

試乗した時間は、テレビ朝日で西部警察がオンエアされていた頃です。

12年という時間の感化の恐ろしさなのか、発進時の異様な静かさや回生ブレーキのフィーリングはもはや“プリウスらしさ”として受け入れてしまい、どんどん驚かなくなってしまいました。(ひょっとしたら、回生ブレーキはかなり洗練されたのかもしれません。。)
ハンドリングは電動パワステが一般的になってしまった今日では、12年前の衝撃はありませんでした。

ヘッドライトに角が付いたので、若干は改善されたのかもしれないけど、相変わらず前方見切りは悪いですね。後方視界もお世辞にも褒められたものではありませんが、カメラの素晴らしさで、何とかなっているよな。。
ライバルのインサイトもそうなんですが、空力を考慮してしまうとああいったデザインになってしまうのでしょうか。

結果として、意外と普通の車として試乗することが出来ました。

そのため、落ち着いて5ドアリフトバック車の使い勝手を見ることが出来ました。
まずは残念なところ。それは、T150系コロナからあまり変らないリヤシートのヘッドクリアランスと寝そべり気味になる背もたれの角度。。悪しき伝統です。
そして、薄っぺらさが分ってしまうドアトリム。もうちょっと重厚感があったほうがいいですね。ラクティスと変らない質感です。
良かったところは、カタログでは奇抜に映ったデザインのダッシュ・コンソール廻りは思いのほか洗練されているというか馴染み易いというか、使い勝手が良かったです。

試乗車はGツーリングセレクションだったので、話題の装備が満載でした。
意外と“タッチトレーサーディスプレイ”は使いやすかったですね。
今後、トヨタのセンターメーター車に普及していくのではないでしょうか。
アンチセンターメーター派としては、ここまでやることで初めてセンターメーターにする理由が見えてくるような気がします。(どうせなら、エアコンの表示とスイッチも集約すればいいのに。。)

トヨタの5ドアリフトバック(含む20系プリウス)を所有された事がある方なら、何処かに既視感があるので、安心して乗る事のが出来る馴染み易い車に仕上がっています。
取り敢えずこの週末に契約すれば、9月中の納車が可能とか。。(値引きは端数引きぐらいです。)

補足
当面購入の予定はありませんが、取り敢えずお約束として、以下の仕様で商談メモを作成していただきました。
SツーリングセレクションのスーパーホワイトⅡにメーカーオプション品のナビとETCを装着し、紳士の7点セット(ラグジュアリータイプのフロアマットと半カバー、ドアバイザー、トランクマット、デラックスタイプのナンバーフレーム、デザインタイプのフェンダーポール、ステンレスのドアエッジガード)を装着したら、約320万円になりました。