斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

同乗者からクレームの来ない運転を心掛ける。

2009年05月18日 | クルマ
加速よりも減速のスムーズさが重要になるかもしれません。

普及サイズの車は最近は自動変速機もCVTが主流になっているし、大型車も多段式の自動変速機が主流です。
以前と同程度な出力でも、キックダウンを多発しながら加速していくという機会も大分減ったような気がします。
変速機に任せて常識的な踏み方をしていれば、比較的容易にスムーズな加速をする事ができます。

ただ、減速はそうは行きません。

ステレオカメラによる減速装置なんていうのが装備されているのは極少数なので、機械任せという風には行かないですからね。

アクセルオフやエンジンブレーキ、フットブレーキを上手に組み合わせて、滑らかな減速を心掛ける必要があります。
普段乗りで、運転者の技量が如実に出る瞬間なのではないでしょうか。

前走車のテールランプだけでなく、全体の流れ、道路の勾配、カーブや交差点の有無などに気を配りながら、フットブレーキだけに頼る事のない減速が、スムーズな運転の実現に繋がっていくと思います。

以前に減速Gを意識したブレーキングで、スムーズな赤信号停車を書いた事がありますが、これに繋がる話題です。
運転の動作はブツ切りではなく、すべてが連動しておりますからね。この部分だけが上手く出来ても、同乗者から苦情の来ない運転は出来る事はないでしょう。一部分をクローズアップしただけです。

変速というのを意識しない踏み方(アクセル、ブレーキどちらも)をする車を良く見かけます。猛ダッシュして詰まり過ぎた車間距離をブレーキで調整し、前走車のアクセルオフによる減速に気が付かず、車間が詰まってから、パニックブレーキのような減速。止まるときも慣性が残るような急ブレーキ。
結構見かけます。

補足
スムーズな減速も低燃費な走行のひとつですからね。
流れを見てスムーズな減速を心掛ければ、通勤のみの4A-GE+6速MTでリッター12km/Lを割る事がないですからね。(流れを乱すほどの燃費を意識した走行はしていません。むしろ・・・です。)