ひそかに流行りはじめている？

それは、“至高のスチールホイール”です。

当ブログをよく訪ねている方ならお気付きだと思いますが、ここで、“至高”やら“究極”といったような煽りがついたときはたいしたことが無いネタであることが多いのですが、今回もその事例に当て嵌まると思って頂いて結構です。

インチアップをする際にはアルミホイールを利用する事が多いと思われますが、世の中には天邪鬼な方がいまして、スチールホイールを上手く利用してさり気無いインチアップをされる方もいます。
そんな方にうってつけなのが、今回紹介する16インチのスチールホイールです。
16インチのスチール自体はさほど珍しくはありません。
ただ、リム幅が5.5J、PCDが100mmの4穴、オフセットが+39mm、ハブ径が54mmと聞いたらこのホイールのスペックがただならぬ、とても稀少なモノだとお気付きだと思います。

コンパクトなFF車にマッチングさせやすいサイズのホイールです。
PCDが100mmの4穴で16インチのスチールホイールは、カローラフィールダー用の6.0Jがありましたが、今回はさらにリム幅が1/2インチ小さくなったので、スチールホイールなのに引っ張りタイヤになってしまうのを避けられたり、ツラウチかつフェンダーに被り気味にセットアップするのも楽になります。
前後からみたときには純正のような佇まいのまま、サイドシルエットだけが妙にロープロファイルという不気味さを演出するには最高なホイールです。
気付かれている方も多いようで、ラクティスのスチールホイールはオークションサイトに結構な数が出品されております。

ロードインデックスを考慮すると185/55-16か185/50-16辺りで、引っ張り気味にならないように履かせるのが無難なんでしょうね。
個人的にはスチールホイールは確信犯的に引っ張りにならない様に履いた方が格好良いとおもいます。

きっと、ツラウチ・ローダウン志向な10系ヴィッツ、100系カローラ辺りには似合いますよ。

5.5Jだから上手くやれば、軽自動車にも収める事が出来そうなサイズです。（現行規格の軽自動車なら、165/45-16を引っ張り気味に履いてやれば、フェンダー内に収まるでしょう。）

補足
ラクティススチールは剥き身のデザインもそこそこいいので気になりませんが、キャップ派の方には合わせるものが少ないのが悩みです。
コロナに雰囲気よく履かせるためには、175/55-16というロータス・エリーゼ前輪専用みたいなサイズのタイヤが必要か。。