斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

ローテーションをしていますか

2006年06月22日 | クルマ
まだまだ続くタイヤネタです。

これをサボるとFF車の場合、前輪だけが思いっきり減ってしまいます。

最近のラジアルタイヤは回転方向指定のトレッドパターンになっている事が、左右でタイヤの溝の形が違います。
ですから、昔からの常識であるX方向の交換ではなく、前後の入れ替えを行なうのが一般的になりつつあります。

ローテーションを行なう推奨期間は5000~10000kmごとなので、1ヶ月の走行距離が1000km程度の方ならそんなに神経質にならなくても、冬タイヤや夏タイヤにに履き替えるときと実施すれば充分です。
昨シーズンとは前後を入れ替えればいいだけです。(雪の降らない地域の方やもっと走行距離数の多い方は各自の判断でお願いします。)

気になった事として、応急タイヤすら入っていないクルマも増えていますが、そういったクルマはホイールに装着してある冬用タイヤでも持っていないと自宅駐車場でのローテーションは出来ませんね。(最低5本ないと出来ないのです)
ひょっとしたらジャッキや交換用の工具すら積まれていないのかもしれませんが…。
ランフラットタイヤが装備されているクルマならまだしも、パンク修理剤しか入っていないクルマなんていうのも結構あります。
パンク修理材では直らないパンクもあると思うし、クルマをメンテナンスするにも必要なアイテムなんですけどね。(個人的主観)
某応急タイヤを積まない新車を見に行ったとき、営業の方に「ローテンションはどうやるんですか。」と聞いたら怪訝な顔をされたことのある当方のぼやきです。

当方のよく行くカー用品屋さんピットスタッフやの話では、「タイヤ交換依頼はローテーション込みで行なっている。」との事ですので、腰痛もちの方や自分でやるには自信のない方はプロに依頼するのもいいと思います。

補足
家にある平成16年式のマークⅡはオプション(3万3千円也)でスペアタイヤを選択したのですが、そのタイヤが秀逸です。
純正アルミに装着された205/55-16のタイヤには回転方向が指示されておりません。(55偏平だと稀少なのでは?)
新車時装着のOEMレグノは当然回転方向が指示されているのに…
まぁ21世紀になっても、わざわざスペアタイヤを注文するような疑り深いオーナーへの配慮なんでしょうね。
応急タイヤがオプション設定になっている車種で、オプションとして選択する方も少ないそうですけと…。