斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

連日の出来事です。。

2006年06月14日 | リコール
ホンダが48万台をリコール、対策費用は約27億円 (ロイター) - goo ニュース

今回は3車種、48万台が対象車種になります。
対象車種は約10年前の初代オデッセイ、初代CR-V、初代ステップワゴンになります。

年式からして初代オーナーがそのまま乗り続けている可能性が高いし、購入時とは住所が変わり上手く連絡が届かない可能性もあります。
今回のリコールはすでに負傷者が出ている深刻な欠陥に大して届け出たものです。
車両火災に繋がる可能性も否定できないので、対象車のオーナー様は一刻も早く対策をお願い致します。
改造率の高そうな車種ですが、改造車も対応してもらえるのかが気になります。
このラインアップから考えるとSM-Xと、オデッセイのベースになったアコードが入っていないのが不思議に思うのは当方でだけでしょうか。(考えすぎであることを祈っていますが‥)

お約束ですが、詳細なリコール情報は国土交通省のサイトを確認してください。
オデッセイ、CR-V、ステップワゴンのイグニッションスイッチ
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall06/06/recall06-141.html
PDFファイルです。AdobeReader等の専用の閲覧ソフト(無償ダウンロード可)がないと見れません。

今回のリコールで気になった事なんですがひとつあります。
それは初期型のオデッセイなら12年落ちですが、製造から何年までは製造者に届出義務があるのでしょうか?
該当部品を使用した車両の製造終了後からカウントするのかな?(それなら9年です)
もうひとつは今回のリコールに該当する症状が発症した車両に乗っている方で、既に修理しその費用を支払ってしまった方、修理費用を支払ったクルマを手放してしまった方はどーなるんでしょうね。
初登録から時が経ち、販売開始から12年、183件もトラブル報告があってからなので、いろいろな問題を孕んでいそうです。
個人的には今回の届出は、少し遅かった印象が拭えません。
先月末に届け出た改善対策も台数が多かったので、立て続け感を打ち消すためだったら、最悪な手法ですけどね。

補足
出来る事ならこんな事を続けて話題にしたくないです。
リコールの対策費用が数十億円、マイナス宣伝効果の費用をペイできるだけのコストダウンが出来たのかが、いつも気になる事です。