斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

街で見かけた車達40

2006年06月10日 | 街で見かけた車達
遂に40回目となった今回は5ナンバーのポルシェを目撃いたしました。

総論ではさほど珍しくないのかもしれませんが、各論としては珍しいクルマだと思います。
目撃したクルマはポルシェ924です。
5ナンバーのポルシェといえば特別珍しくはなく、ざっと思いつくところで、356、ナローと呼ばれる頃の911、914(ワーゲンポルシェとも言われるモデル)などがあります。
今回目撃した、924の初期型は5ナンバーモデルだったということは知っていましたが、ココまで簡素なモデルを見たのは初めてです。
924の5ナンバーといえば、ターボぐらいしか見た事なかったし、多くはよりグラマラスなリヤフェンダーを持った944とか968といった後期のモデルです。
本日目撃したのは長らく同じオーナー様もとにあるらしく、25年以上前に登録されたナンバーがついておりました。(当時ナンバーなのか分かりません)
明るめのブルーメタリックのボディーカラーに初期モデルならではのおとなしいフェンダー周り。
さらに奥まったところにあるスチールホイールには現代の目で見ると高扁平なタイヤという組合せです。しかし、理想的な重量バランスである50対50を実現しているFRスポーツモデルという素性の持ち主です。
924は水冷直4のFRモデルで、カエル目ではないなど、いろいろな意味で“ポルシェの固定観念”崩すモデルでもあります。(異端児な存在が個人的には好きですよ)
Wikiなんかを覗いてみると、「パワー不足による不人気」と書かれていましたが、自分で責任の負える範囲で、操作を楽しむには最高の1台かもしれません。(気軽にポルシェの性能を満喫できる贅沢な1台かもしれません)
普通の駅前のコインパーキングに駐車してありました。
ETCとレーダーがついている以外はオリジナルに近い1台でした。

こういった初期型の標準モデルが、この型のポルシェの開発思想を一番反映している魅力的な1台なんでしょうけど‥。
鉄っチンホイールを履いたポルシェを乗りこなすほど、人間が出来ていない当方にはまだまだ無理な1台です。(乗りこなせないし、クルマに負けてしまいます)

補足
ちょっと調べてみたら「924系」(個人様のサイトなので、検索エンジンを使用して辿り着いてください)という詳しいサイトがありました。
深読みすると欲しくなってしまいそうなので、途中でやめておきました。